稚内日ロ経済交流協会

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Archive for 9月, 2010

9月29日“サハリン-1”プロジェクトのオペレーターである“エクソン・ネフチェガス・リミテット”社はコンソーシアム(企業連合)を代表してオドプトゥ鉱区での採掘開始について発表した。
2011年にオドプトゥ鉱区は“サハリン-1”プロジェクト枠内での石油採掘量に約150万トン(1100万バレル)を追加する。
オドプトゥ鉱区からの石油とガスは新しい操業パイプラインで現存するチャイヴォの準備コンプレックスに届けられることになる。

メドヴェーヂェフ大統領はモスクワ市長ユーリー・ルシコフの退職命令に署名した。
このことについてクレムリン報道部を引用して“ノーヴォスチ”通信社が伝えている。
9月28日火曜日の朝に署名された“モスクワ市長全権の期限前停止について”の命令はただちに効力を発する。
ルシコフは大統領の信用喪失により担当職を奪われた。
大統領報道官ナターリヤ・チマコヴァは近いうちに大統領が前市長と会うつもりはないことを指摘した。
命令の全文はすでに大統領府の公式ホームページで発表された。

9月28日“サハリン水道敷設”社に“光合金”社(厳しい気候条件での給水と水抜きに関する日本のシステム調査会社)の代表団がやって来る。
その中には北海道大学教授セトグチ・ツヨシ、北海道総合調査機構部長サトウ・ヤスヒコとその他の人物が入っている。

サハリン州政府副首相セルゲーイ・カレプキンは日本の“ニポロスコーポレーション”の幹部ヨシズミ・カツヒロ、また“ホクレン”の常務とも会談した。
“ホクレン”は北海道の全ての農業協同組合を加入させている。
“ホクレン”は事実上日本の全領域に農産物、肥料、生産資材を供給している。
今日双方は北海道とサハリン間の協力の将来性を討議した。
話題とされたのは玉ねぎとそばの分野での栽培と販売の技術的可能性についてである。

サハリン沖でシエラ・レオネ船籍(登録港フリータウン)の“Elysive”号が拿捕され、3,5トン以上の違法に漁獲されたカニが発見された。
沿岸警備サハリン国境警備局社会交流班で伝えられたところによれば、船はテルペニヤ岬の南東寄りのロシア連邦排他的経済水域内で拿捕されたとのことである。
乗組員は14名のロシア人である。
臨検に際し、船内で3,5トン以上のズワイガニ(オピリオン)、さらには約4,5トンの冷凍ニシンが発見された。

キリル総主教がサハリンに到着

キリルモスクワ及び全ルーシ総主教がサハリン州にやって来た。
「その美しさ、その潜在的可能性により多くの点で素晴らしい地方である」と、彼は出迎えたジャーナリストらに述べた。
「近年サハリンはダイナミックに発展しうることを証明しており、願わくは発展が止まらないであって欲しい。ここにより多くの人々が現われ、必要なインフラ整備計画が進展し、生活がより良い方向へ変わるよう願う。しかし総主教として私はサハリンに暮らす人々の精神生活により多く気にかけている。正教の信仰が、このことがつまり意義が常にあったように、この信仰と共に心の中で強まるように願っている。そしてこのことは大変重要である」。
極東に暮らす人々が“大地”から隔離されていると感じないために国家と社会は何を成し得るかという質問に答えながら、総主教は多くのことをなさねばならないことを指摘した。

9月14日早朝にテルペニヤ岬の北寄り85マイルで沿岸警備サハリン国境警備局の機動班は“アリンダル”号を拿捕したと、同局社会交流班で伝えられた。
船はロシア船籍で航行し、登録港はペトロパヴロフスク・カムチャッキーである。
“アリンダル”号はロシア連邦排他的経済水域内で見つかり、その乗組員の意図は“アリンダル”号の臨検後にきわめて明らかになった。

沿海地方国境警備隊はカンボジア船《マユト》号を漁撈規則違反で拿捕した。
《便宜船》はカニの操業と輸送用に設備されていた。
9月15日沿海地方国境警備局沿岸警備隊の国境警備哨戒船はロシア連邦排他的経済水域でカンボジア船籍の《マユト》号を停船させた。
外国船を国境警備隊は沿海地方水域下の北部で発見した。
船内に乗り込んだ臨検班は検査の過程で船倉に活ガニ受け入れのために設備された水槽を見つけた。
ここでは漁のために準備されたエサ(約5,5トンのニシン)も見つかった。
乗組員にカニ漁を行なうことを許可する書類を船長は国境警備隊に提示することができなかった。

今年の始めから“サハリンエナジー”社は“プリゴロドノエ”生産複合体から7百万トンのLNGを出荷した。
“サハリン-2”プロジェクトLNG生産工場は2009年2月に始動させられた。
始動後1年半をたたずに2010年にはすでに工場は完全な設計生産能力(年にLNG960万トン)に入り、LNG世界生産量の5%になる。
ロシアで最初のLNG生産工場はアジアとアメリカの世界市場にロシア産液化天然ガスを登場させ、アジア・太平洋地域の新しいエネルギーセンターとしてサハリンの形成を促進している。

9月14日フェリー航路の終了と関連してコルサコフ市長への“ハートランドフェリー”社代表者らの日本側代表団の表敬訪問が行なわれた。
“ハートランドフェリー”社長蔦井孝典が代表団を率いていた。
日本側は2010年中のフェリー航路の中間活動をまとめた。
2009年と比べて便数は38便から28便までに減少した。
会社は低調な荷動き、結果として航路の経済的な採算性のなさを確認し続けている。
それと同時に、稚内-コルサコフ間のフェリーを利用する乗客数の増加事実に喜んでいる。