稚内日ロ経済交流協会

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Archive for 1月, 2011

1月28日建設会社“スフェーラ”社の招きでサハリンにやって来たアメリカの建築家アドリアン・スミットは高さ20階と30階の2棟の垂直ビルから成る極東で最初の摩天楼である多目的複合体“ラペルース”の建設に関し島のジャーナリストらの質問に答えた。
会見の前日に建築家は予定建設用地を訪問し、その所在地を評価した:彼の見解によばれ、まさにここにユジノ・サハリンスクでの印的建物である“ランドマーク”が建てられるはずであるし、それは海洋探検家ラペルースによるサハリン島の発見を全世界にとって象徴するであろうし、建築家達は自らの設計でこの理念を強調するはずであるとのことである。
A.スミットは“ラペルース”が島の首都にとってパリにとってのエッフェル塔のようなシンボルになることを確信している。
アドリアン・スミットは40年の経歴をもつ実務建築家である。
設計者として彼の仕事の主な部分は世界で最も高い10の建物のうちの4つを含んでおり、その中にはアラブ首長国連邦でのブルジ・ハリファ(世界で最も高い建物)、上海でのジン・マオタワー、シカゴでのトランパ国際ホテル・タワーと南京でのグリーンランド、金融センターでのエイフェングタワーがある。
さらには最近高層建築物と都市生息環境(CTBUH)会議によってヨーロッパで最高の高層ビルとして挙げられたロンドンでのブロードゲートタワー、同じく全てがアメリカ建築家研究所国家名誉賞の勝利者となっているボストンでのローズ・ウォルフ、マナマ(バーレンの首都)でのユナイテッド・ガルフバンクもである。

カンボジア船籍の輸送冷凍船“Suomi”号を国境警備隊は水産物の非合法操業の容疑でオホーツク海で拿捕したと、船の拿捕日を明らかにしないで、沿岸警備北東国境警備局の報道部担当者は伝えた。
「船はロシア連邦保安庁のパトロール機によって発見された。冷凍船内に乗り込んだ臨検班は漁撈活動の実施を許可する書類と技術監視機器が船内にないことを暴いた」と、担当者は述べた。

1月25日ロシア連邦エネルギー省で“サハリン-1”プロジェクトに関する全権国家機関の会議が行なわれた。
会議は共同議長であるロシア連邦エネルギー次官セルゲーイ・クドリャショフとサハリン州知事アレクサンドル・ホロシャヴィンの指導の下で行なわれたと、省報道部は伝えている。
“サハリン-1”プロジェクトに関する全権国家機関会議で2011年の整備と採掘に関する経費予算が承認された。
“サハリン-1”プロジェクトに関わる生産分与協定の実現枠内で2011年に生産技術ドキュメントによって承認された案と整備と採掘の承認計画に従って2010年に採掘が始まったチャイヴォ・オドプトゥ鉱区の開発は継続されることになる。

カムチャッカ沖で違反船拿捕

国境警備隊は船内に非合法に漁獲した36トンのカニを積んだカンボジア船籍の“Montblanc”号をカムチャッカの西沖合で拿捕したと、拿捕日をはっきりさせないで、沿岸警備北東国境警備局の担当者は伝えた。
「正体不明船は国境警備パトロール船“アスコリト・プィニコ”によってオホーツク海で発見された。
照会と停船要求に船は反応せず、逃れる試みに着手した。
数時間の追跡後に現場海域へロシア連邦保安庁の航空機が飛び立ち、その出現が正体不明船の船長に進行を止め、通信に出ることを強いた」と、担当者は述べた。
彼の言葉によれば、船はプノンペン港に登録され、乗組員は17名のロシア市民から成っているとのことである。

2月11日刑事事件に関する相互の法支援についてロシア連邦と日本の間の条約が発効する。
それに従って相互の法支援は刑事事件に関わる捜査、刑事犯罪の追跡と他の訴訟事件の活動に関して与えられる。
供与される法支援の種類が確定された:証人の供述を受け取ること、人物の確認、人物の所在地の確認と人物が同一人であることの確認、照会国領へ出頭する人物の招待通知、犯罪による収入、又は道具や犯罪遂行のその他の手段の没収と差押えに関連する訴訟活動での協力と他の対策。

従来通りサハリン税関職員の重要な活動方向の一つとなっているのはプリゴロドノエ港とデ・カストリ港でのタンカーと液化ガス輸送船の手続きである。
2010年のまとめでサハリン税関コルサコフ支署特別通関手続部の職員によって炭化水素を積んだ234隻の船が手続された。
それによって6百万トン以上の石油と約1000万トンのLNG(2009年には150隻の船、550万トン以上の石油と5百万トン以上のLNGが手続きされた)が輸出された。

“Narwhal”号(カンボジア王国船籍、乗組員はロシア連邦市民)による自然保護法違反事件の審理は船の没収で終了した。
漁船は昨年の1月に沿岸警備サハリン国境警備局の職員によって拿捕された。
その船内で様々な書類の約28トンのカニ、同じくその漁獲のための漁撈設備構成が見つかった。

“パルトニョール”号で亡くなった7人の船員は補償金をもらえない。
このことについてインタビューでロシア漁業庁代表アンドレーイ・クライニーは伝えた。
「残念ながら、“パルトニョール”号と共に行方不明になり、おそらくすでに亡くなったであろう船員の家族は、どう見ても乗組員が労働契約と保険の手続きなしで働いていたことで犠牲者の親類と身内に対する補償金を受け取ることは難しいであろう」と、A.クライニーは表明した。

ロシア漁業庁は1月7日サハリン沖で消息を絶った“パルトニョール”(パートナー)号の船員名簿を稚内港から受け取った。
乗組員には14名のロシア連邦市民が入っており、船長はラヴィリ・ボドルトヂノフである。
他の乗組員の名前も明らかにされた。
書類に船長はラヴィル・ボドルトヂノフと記載されていた。
同じく乗組員の構成:一等航海士アンドレーイ・サリニコフ、二等航海士ヴラヂーミル・チュルヂコフ、技師アリベルト・ポポフとアンドレーイ・グルリョフ、コックはアンドレーイ・シミリン、甲板長アレクサンドル・サラピン、甲板員ニコライ・サラピン、ヴラヂーミル・セルゲーエフ、イーゴリ・ヤシン、アレクサンドル・フメーリ、アレクサンドル・マルトゥィノフ、アンドレーイ・ジュラフスキー、パーヴェル・トレスコフである。

タタール海峡でSOSを出した“パルトニョール”号の乗組員はおそらく亡くなったであろう。
このことについてブリーフィングでロシア漁業庁長官アンドレーイ・クライニーが表明したと、伝えられている。
彼はこの漁船が密漁船で、このような船では誰も救命手段について考えていないことを解説した。
「このような船では誰も船自体についても、ウェットスーツと救命ボートがあるかについても考えていない」と、彼は指摘した。
「その際、3,5メートルもの氷のような波のもとで摂氏2-3度の水中で救命手段なしで生き延びるためのいかなるチャンスもない。
つまりこの船の乗組員の運命は悲劇的なものである」と、アンドレーイ・クライニーは述べた。