稚内日ロ経済交流協会

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Archive for 5月, 2011

カンボジア船拿捕

5月30日タタール海峡で沿岸警備サハリン国境警備局の職員は船内に活ガニを積んだカンボジア船籍の3隻の船を拿捕した。
国境警備船によって“トリ”号と“ヴェレス”号が停船させられ、臨検された。
もう一隻の“ヴォスホート”号の拿捕はロシア連邦保安庁のヘリコプターを使って行なわれた。
自然保護法に違反したこれらの船で発見されたズワイガニ(オピリオン)の総量は40トン以上になった。
ロシア連邦排他的経済水域での自らの所在を3隻全ての船の船長は一つの理由(タタール海峡へ入ったのは燃料補給のため)で説明している。
提示された書類により製品は日本の排他的経済水域で受け取られ、日本の会社のために予定されたものであるにもかかわらずである。

サハリン州政府とロシア連邦スポーツ・観光・青年政策省間での協力協定書が調印された。
ホロシャヴィン知事と同省大臣ヴィターリ・ムトコは自らの署名で文書を確認した。
協定書はサハリン州でのスポーツ発展のための問題の広範なスペクトルに関する双方の協力を規定している。
特に連邦本省側からの島での専門施設建設の共同融資、一連のスポーツ、例えば、アルペンスキー、サッカー、その他の発展における地域への省の支援について話し合われている。

サハリン州知事付属海洋活動会議を地域政府副首相セルゲーイ・ヴィリヤーノフが行った。
連邦特別プログラム“2013年までの期間での極東と外バイカルの経済・社会発展”と連邦特別プログラム“ロシアの輸送システム発展(2010-2015)”で見込まれた海洋輸送施設発展に関わる施策の実現過程について連邦国家単一企業“ロスモルポルト”サハリン支社の主任技師アレクサンドル・アントーノフが会議参加者に語った。
2010年から2013年までの期間でサハリン州でかなり大規模な建設施策の全体リストが計画された。
例えば、ホルムスク海洋港の入口防波堤の改修(工事価格は4億2千万ルーブル)である。
現在“ロスモルポルト”社により設計作業の融資申請書が提出された。
連邦特別プログラムの枠内で見込まれた事実上全ての残りの作業は設計、又は設計前段階にある。

犯罪・汚職防止と法違反社会予防に関するサハリン州官庁間安全委員会の会議を第一副知事コンスタンチン・ストロガノフが行なった。
会議は地域の公共の場と居住地の通りでの犯罪水準の減少対策に向けられた。
コンスタンチン・ストロガノフはこのテーマの重要性を強調した。
彼はこの種の法違反数に関して住民は全体としての犯罪状況を判断していることを指摘した。
サハリン州ロシア内務局社会秩序保障部長ユーリー・ヴァリコが参加者に報告したところによれば、年始から地域では公共の場で行なわれた犯罪数が昨年同時期と比べて1,3%減少したとのことである。
ほぼ半分足らずの自動車盗難が目立っている。
健康に重大な損害を故意に与える事件、強盗の数は減少した。
通り犯罪の構成で自動車盗難、強盗が少なくなった。
一件の殺人と殺人未遂も記録されなかった。

5月24日オホーツク海のロシア連邦排他的経済水域内で沿岸警備サハリン国境警備局の職員によって航空機を使って自然保護法違反で漁船“ノルデア”号(カンボジア船籍)と“チタン”号(シエラ・レオネ船籍)が拿捕された。
こうして、16時50分(サハリン時間)に“ノルデア”号への機動班の乗り込みが行なわれた。
無線チャンネルによる国境警備機関の事前照会に対し船長は船が燃料補給に向かっており、船内に水産物がないことを答えた。
しかし肉眼で漁船の船尾は上へ持ち上がっており、船首部分は水中にもたれかかっており、船の荷が十分にある可能性を証明していた。

韓国の国会議員は国後島を訪問

韓国議会の代表団は国後島を短時間訪問した。
3人の議員と2人の随行者は、航空機アントノフ24がユジノ・サハリンスクへの戻りの離陸を準備している間に、国後島で40分ちょっと滞在した。
議員はユジノ・クリリスク空港の古い建物を見学し、クリル諸島発展連邦プログラムの枠内で建設中の新しいエアターミナルまで見て回った。
メンデレーエフ火山をバックに非常に多くの写真を撮った。
この政治的話題は単に南クリル訪問そのものを記録する必要があった。
おそらく、このことは彼らに自らの国会で韓国の係争中の島々に対する主権擁護のための自らの立場の論証のために必要であったのであろう。
ご承知のように、韓国には日本海の西部に位置するリアンクルという名の2つの島々に関しての日本とのずっと前からの係争が存在している。
韓国ではこれらの島々はトクト(文字通り、“隔絶した島)と呼ばれており、一方日本では竹島(文字通り、竹の島)と呼ばれている。

5月20日サハリン北東大陸棚のレベヂンスカヤライセンス鉱区で探査油井“レベヂンスカヤNo.1”の建設が開始された。
その長さは4500メートルになる。
今年の10月まで鉱区では陸上のボーリング敷地から最初の傾斜・方向油井をボーリングし、そこで地質・物理調査の累層を行なうことが予定されている。
作業のこの段階の終了後10月に2番目の探査・評価油井“レベヂンスカヤNo.2”の建設が始まる。
ボーリングは垂直から大きく離れた油井のボーリングのために近代的設備で揃えられたロシア製のボーリング設備“ウラルマーシーZD-76”を用いて行なわれている。
大陸棚での石油とガス探査に際しての傾斜・方向油井ボーリング方法はかなりまれに応用され、はるかに頻繁にそれは操業段階で使用される。
ボーリング作業は“ロスネフチ”のサービス会社“RH・ボーリング”社が行なっている。
補給、輸送、通信サービスはサハリンで稼動しているロシアの会社が行なっている。

極東連邦管区ロシア連邦大統領全権代表ヴィクトル・イシャーエフの委任により極東国境領域での外国人、無国籍者と外国法人に対する土地の登録所有権の存在調査が行なわれた。
2011年1月9日付け大統領令No26“外国人、無国籍者と外国法人は財産権で土地を所有できない国境領域リストの承認について”の効力のもとに極東の全ての9つの地域の95の国境地方自治体が入っている。
調査結果により194ヶ所の違反を伴った土地が明らかにされた。
例えば、カムチャッカ地方の国境領域には外国人が所有者となっている26ヶ所の土地がある。
沿海地方には10ヶ所の土地が外国人の長期賃借で、7ヶ所が外国法人の賃借である。
ハバロフスク地方では19ヶ所、アムール州では26ヶ所、マガダン州で4ヶ所、ユダヤ自治州で7ヶ所の土地が外国人の所有にある。
サハリン州の国境領域では外国人の所有である3ヶ所の土地と無国籍者の所有である3ヶ所の土地が明らかにされた。

ユジノ・サハリンスクの“メガ・パラス・ホテル”で民間警備企業“コフチェク・デリタ”社のガードマンが殺された。
5月20日18時20分ごろ2つのグループであるホテルを警備しているシン・デン・チェリの関係者とホテルの社長代行アレクセーイ・チュンの警備隊との間で衝突が起こった。
ホテルの共同所有者アン・フヴァ・ヂャのコンサルタントであるユーリィ・イムが語った所によれば、4月25日に極東管区内務省本部は詐欺容疑でロシア連邦刑事法典165条でシンに対して刑事事件を告発したとのことである。
ユジノ・サハリンスク裁判所は“メガ・パラス・ホテル”の差押えについてとアン・フヴァ・ヂャの責任ある預かりへのホテルの引渡しについての決定を下した。
アレクセーイ・チュンはシンの弁護士と彼の代理者に全ての書類を提出した。
しかしこの後もホテルにチュンは入れさせてもらえなかった。

明らかになったところによれば、“サハリン航空”(SAT)は地域航空会社としての形成途上にあるとのことである。
会社の株49%はサハリン州へ、51%は“アエロフロート”社に引き渡される。
以前航空会社の株100%は国営組合“ロステフノロギー”のものであった。
サハリン州への株引き渡しの決定は数ヶ月前に下された。
モスクワのロシア航空、ロシア連邦運輸省で会議が行なわれた。
メドヴェーヂェフ大統領は問題を究明するよう一任した。
最後の調整が5月16日のサハリンとクリルへの政府代表団の訪問枠内で行なわれた。
現在株の引き渡し準備が行なわれている。