稚内日ロ経済交流協会

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Archive for 8月, 2011

日本側へ逃亡した密漁船を銃撃

8月29日夜中の12時過ぎにロシア排他的経済水域のアニワ岬から南寄りでサハリン国境警備隊はカンボジア船を見つけた。
漁船“アクヴァリウス”号は日本側へ向かい、沿岸警備隊の照会に応答しなかった。
注意を引き、船を止めるために哨戒船の乗組員によって火薬、同様に他の信号も使われた。
しかし違反船は移動を続けた。
停船対策遂行の過程で警告射撃が行なわれた。
それにもかかわらず、“アクヴァリウス”号の船長は乗組員の生命を危険にさらしながら、頑固に追跡から逃れようとした。
国境警備隊による停船強制のための全ての措置が尽くされた後にようやく敗北のための銃撃が行なわれ、船は日本の排他的経済水域で止まり、浮遊した。
ロシア人から成った船の乗組員の誰も被害を被らなかった。

サハリン州政府の定例会議で再び道路問題が取り上げられた。
ご承知のように、テーマは大変緊急である。
問題を解決しようとしているが、どっちみち州の全地区で事実上道路工事は行なわれている:北へ向かってアスファルト工事が行なわれ、オゴニキ-ネヴェリスク間の区域が改修され、アルセンチヨフカ-イリンスク間の道路工事が行なわれ、クラスノゴルスクからウグレゴルスクまでの方向で橋が建設されている。
しかしいつものように資金が足りない。
輸送税と燃料消費税で満たされる最近再興された道路基金は11億ルーブルだけもたらしてくれる。
これは少ない。
特に、今年道路に55億ルーブルが割り当てられる。
だが来年にはもし負わされた目標を遂行するなら(ポロナイスクまでアスファルトを終わらせる)、72億ルーブルが必要となる。
どこでこの資金を見つけるか?極東・外バイカル連邦プログラムで大きな金額が組み込まれている。
しかしこれらの金額は紙上だけに存在している。
毎年、連邦センターは9億ルーブルの振込みに留めながら、ほぼ20億ルーブルを州の道路に少なく与えている。
残りを州が投資しなければならない。

旭川地方裁判所は同国人の殺人で起訴されている2人のロシア市民に対して判決を下した。
47歳のコルサコフ出身者が彼らの犠牲者となったサハリン住民は被害者に死をもたらした肉体損傷を与えたことで有罪と認められた。
被告人と被害者の3人全員はカンボジア船の船員であった。
27歳の被告人は6年の禁固刑を受け、彼の25歳の共犯者には懲役4年が言い渡された。
受刑者はすでに東京近郊にある府中市の外国人用刑務所に移されたと、在ユジノ・サハリンスクロシア連邦外務省代表ヴラヂーミル・ノソフが伝えた。
彼の言葉によれば、被告人は罪を認め、控訴の提出を拒否したとのことである。

オチェプハ川でこの漁期中に環境保護と水生生物資源の違法漁獲、加工、保管と輸送に関する犯罪分野での法違反の予防、阻止と暴露での相関関係の組織化に関し結ばれた協定により可能となった好結果な活動の明白な例が現われた。
協定は連邦漁業庁サハリン・クリル地域局国家漁業規制・組織業務部と連邦漁業庁サハリン・クリル地域局水生生物資源国家管理・監督・保護コルサコフ部の支援のもと“トゥナーイチャ”社グループ、民間警備企業“スラヴャニェ”社とサハリン州内務局によって締結された。
コルサコフ市管区内務局はオチェプハ川水域ですでに5件の刑事事件を告発、サハリン・クリル地域局と協力して水生生物資源の密漁と違法輸送事実により50件以上の行政調書が作成された。
“トゥナーイチャ”社は同名の湖での密漁活動の警備と阻止を次の重要な任務としてみなしている。

サハリン国境警備隊は8月24日タタール海峡のペスチャヌィ岬の南寄りでカンボジア船“SANGE”号を拿捕した。
50分にわたって違反船の船長は停船についての沿岸警備隊の要求を無視し、ロシア水域を去ろうとしながら、危険に進路を変えた。
追跡後にカンボジア漁船の船内に臨検班のメンバーが乗り移った。
船長の言葉によれば、水産物の総重量は5トンになるとのことである。

式典は8月23日~24日にユジノ・サハリンスクで行なわれた州と道の第6回住民会談を仕上げた。
サハリン側からコミュニケに署名したのは“ロシア-日本”協会代表ニコライ・ゾトフとスポーツ・観光・青年政策庁長官マゴメート・マゴメードフであり、日本側からは“日本-ロシア”協会会長スズキ・ヤスユキと北海道国際交流・協力センター長タカハシ・リョウである。
「1年にわたり私たちはこの会談を準備し、実際サハリン観光の発展は新しいレベルに出ている。
サハリンと北海道のツアー会社は協力して旅行者のための観光コースを仕上げ、経験を交換することを計画している。
サハリンを訪れる外国人観光客の90%は日本人であるので、この分野での隣国との業務関係を確立することが重要である」と、M.マゴメードフは指摘した。
2012年に州では島の全ての地域が考慮される入国と国内観光の発展プログラムを採択することが予定されている。

ユジノ・サハリンスクでサハリン州と北海道の恒例の住民会談が始まった。
すでに6回目のこのイベントは“ロシア-日本”協会と“日本-ロシア”協会によって行なわれている。
とは言え、“住民会談”、これは公式行事の正式名称であり、それには決してありふれた住民でない人達が参加しており、サハリン側からは州政府の役人、“ロシア-日本”協会サハリン支部、また地元観光会社の責任者、日本側からもほぼ同じようなメンバーが参加している。
旅行会社の参加は会談のテーマである“サハリン州と日本の観光潜在力”を前提としている。
現段階でテーマは日本側にとって非常に大きなものとなっている。
福島原子力発電所での事故後に日本への観光客の流れは急激に減少した。
そのために日本側は人々の危険を吹き払う目的で至るところで様々な対策を行なっている。
歓迎の言葉で北海道の高原副知事は、北海道では放射線状況の恒常的モニタリングが整えられており、何も現われておらず、人々は事故前と同じように暮らし、働いていることを特別に強調した。
その後に観光客も同じように北海道に来てくれることの希望を表わした。
これと関連して明日“北海道観光”、“宗谷管内観光”、“紋別市観光”のプレゼンテーションが予定されている。

有名な日本の歴史・政治学者袴田茂樹は二回日本のビザなし代表団の一員で国後島を訪問した。
全部でクリルに日本の20の都道府県を代表する50名が到着した。
お客の中に歯舞諸島(多楽島と志発島)の前住人、学生、さまざまな会社や社会団体の代表者がおり、その中には二人の国会議員もいた。
67歳の袴田茂樹は東京にある大学の一つの歴史の教授であり、かつてはモスクワ国立大学を卒業していた。
彼の妹であるイリーナ・ハカマダは有名なロシアの政治家である。
袴田茂樹は昔の武士階級の出身である。
ロシア語を上手に話し、素晴らしくロシアやソヴィエト文学に通じ、暗唱してS.エセーニンやA.プーシキンの詩を読む。
1996年に初めて彼は三つのクリルの島を訪問した。

ロシア人研修生

稚内商工会議所が毎年受入れしているロシア人企業研修生が2011年7月6日~8月16日まで、日本語研修や各企業での研修を行ないました。今年は4名の研修生が来稚。その中で私たちは、建設会社で研修を行なった3名(男性2名、女性1名)のロシア人に同行しました。日本の技術や技能を修得するため、熱心に研修を行なっていました。

現場事務所で説明を受ける 

現場事務所で説明を受ける。

 

稚内駅・基礎工事現場 

稚内駅・基礎工事現場

 

稚内市内・建築現場 

稚内市内・建築現場

 

太陽光発電視察 

太陽光発電視察

その他、コンクリート生コンプラント・再処理施設見学、漁港現場、川の整備工事・改修工事、学校体育館耐震改修工事、国道改良工事、災害防除工事、終末処理場・浄水場・ダム視察、学校の校舎増築工事、農業の現場など・・・・

8月19日野外のもと海岸での2度目の陶器の野焼きがネヴェリスクで行なわれた。
芸術学校の生徒と日本から、さらにはコルサコフ、ドリンスク、ネヴェリスクと州都からの名人が焚き火の底に120点以上の作品を並べた。
「このような行事を行なうことの企画を我々に日本の陶芸家である岡井仁子が提案した。
昨年彼女は我々に手紙を送ってきて、我々は彼女に賛同した。
陶器の野焼きはネヴェリクスの一種の名刺になると私は考えている。
昨年の行事と比べて参加者としかるべく、作品の数が著しく増えたことは喜ばしいことである」と、ネヴェリスク市長ヴラヂーミル・パクは指摘した。
陶芸家岡井仁子は国富町(九州の宮崎県)に住んでいる。
彼女は何年も前にネヴェリスクに来て、今は町の外観に著しい肯定的な変化を目に留めていることを語った。
「陶器の野焼きは1万2千年以上前にその存在を始めた縄文時代の古代の日本の伝統である。
22年前に伝統は日本で復活された。
昨年私たちは隣の島であるサハリンと伝統を分かち合うことを決めた。