稚内日ロ経済交流協会

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“ロスネフチ”は調査構造の南部ドーム状区域で採掘埋蔵量が少なくとも330万トンの事前評価をもつサハリン大陸棚にある“レベヂンスキー”の新しい石油・天然ガス鉱区の発見について発表した。
“ロスネフチ”報道部が伝えているところによれば、レベヂンスキーライセンス鉱区での探査・評価油井No1の試験に際してシャフトに一昼夜にほぼ150立方メートルの噴出量をもつ石油の自噴流入が得られたとのことである。
今年の11月に“ロスネフチ”はライセンス鉱区の北部ドーム状区域の生産性を確認することができる探査・評価油井“レベヂンスキーNo2”の建設に着手することを予定している。
探査作業はライセンス義務の完全な遵守と部門の最高規格に従った自然保護対策の実施をもって行なわれている。
“レベヂンスキーNo1”のボーリング過程で一連のユニークな技術上の解決策が応用された。
特に、沿岸油田で初めて“ロスネフチ”は垂直からの大きな離脱で探査・評価油井をボーリングした。
油井でのボーリング過程で地層圧の記録的測定数57が実施された。
シャフトのセメント注入の善し悪しを評価するために孔底への物理器具を届けるための自動技術装置が応用された。
新しい方法と技術は油井の建設時間を著しく短縮することができ、同社の事前評価によれば、それらは陸上からの大陸棚油田の採算の取れる開発を可能にするとのことである。
レベヂンスキー鉱区でのボーリングの順調な成果はサハリン大陸棚の通過地帯開発の将来性を確認した。

“ガスプロム”はサハリン州での製油工場の場所に10以上の案を検討していると、9月27日《サハリンの石油とガス》国際会議の枠内での記者会見で同社の東部プロジェクト調整局長ヴィクトル・チモシロフが伝えた。
「サハリン州での製油工場の場所にはキリンスキー鉱区の沿岸採掘地区を初めとし、サハリン南部に至るまで10以上の案が検討されており、この工場はロシア極東と隣接地域にある製油生産能力と関連することを考慮されることも含めて、マーケティング計画の確認が現在行なわれている」と、V.チモシロフは述べた。
この問題に関わる決定はまもなく採択されることを彼は指摘した。
「サハリン州での順調な経済構成のもとでこのような生産活動が現われるように大変願っている。
これは新しい職場、地域予算への税収入につながる。
これは地元経済の良き成長点の一つである」と、V.チモシロフは表明した。

サハリン州政府は地域での製油工場建設についての明確な決定は2012年に採択されることを期待している。
このことについて《サハリンの石油とガス-2011》の国際会議でホロシャヴィン知事は伝えた。
「サハリン州内での炭化水素の有効利用は政府の最も重要で、主要な課題である。
これに関連して我々はサハリンに年4百万トンまでの生産能力をもった製油工場の建設を妥当であるとみなしている」と、知事は述べた。

《ガスプロム》は地質調査作業の結果で《サハリン-3》プロジェクトの南キリンスコエ鉱区の埋蔵量が以前に認定されたガス2千6百億立方メートルから3千6百億立方メートルまでの38%の増加を見込んでいると、《ガスプロム》のガス・凝縮ガス・石油採掘局長フセヴォロト・チェレパーノフは伝えた。
「5百億から千億立方メートルまでの量の増加を期待している」と、ロシア北極圏と旧ソ連邦諸国大陸棚の石油とガス資源開発国際会議のロビーでチェレパーノフは述べた。
これはたったいま終了した作業結果で得られたとても新しい情報であることを彼は強調した。
「我々はまだ埋蔵量に関し国家委員会にデータを提出していない。
事前に量は3千6百億立方メートルまで増加した」と、彼は指摘した。
2010年9月にオホーツク海のサハリン大陸棚での《サハリン-3》プロジェクトのキリンスコエ区域で《ガスプロム》は南クリンスコエ鉱区を発見した。

極東連邦管区ロシア連邦大統領全権代表ヴィクトル・イシャーエフは今日ウラヂオストックに到着し、そこでプーチン首相のワーキング旅行の枠内で行なわれる主な行事に参加することになる。
特に、ヴィクトル・イシャーエフはルースキー島での“サハリン―ハバロフスク―ウラヂオストック”間の第1期ガスパイプライン本管の操業開始式典に参加することになる。
“サハリン―ハバロフスク―ウラヂオストック”間のガス輸送システムは東部ガスプログラムの最重要な施設の一つである。

ロシアは2014年まで《サハリン―ハバロフスク―ウラヂオストック》間パイプラインでの供給のために“サハリン-2”プロジェクトからガスによる鉱区使用料を受け取ることになると、プーチン首相との会談でガスホールディングの長アレクセーイ・ミレルは伝えた。
「ガスは2014年までパイプラインへの鉱区使用料の範囲で入ることになり、この量は需要者にとって十分である。
“サハリン-2”からの鉱区使用料の入金問題は解決された」とお金でなく、ガスによる鉱区使用料の受け取り問題を財務省と調整することができたのかという首相の質問に答えながら、ミレルは述べた。
“サハリンエナジー”(プロジェクトオペレーター)で“ガスプロム”は50%+1株、“シェル”は27,5%、“三井”は12,5%、“三菱”は10%の株を持っている。
A.ミレルは9月8日にウラヂオストックで行なわれる《サハリン―ハバロフスク―ウラヂオストック》間のガスパイプラインの操業始動に参加するようプーチン首相を招待した。

“サハリン-1”プロジェクトの進展と、特に、そのガス成分の将来展望をホロシャヴィン知事と“エクソン・ネフチェガス・リミテッド”社の理事長で北極地方と東カナダに関わる“エクソン・モービル・デヴェロプメント”社の副社長ヂム・ケンネット・フラッドは7月26日の会談で検討した。
“サハリン-1”プロジェクトの枠内でサハリン北東大陸棚でのチャイヴォ、オドゥプトゥ海とアルクトゥン・ダギ鉱区の採掘と開発が行なわれていることを指摘しておく。
プロジェクトのオペレーターは“エクソン・ネフチェガス・リミテッド”社である。
ホロシャヴィン知事はプロジェクトの順調な進展はサハリン経済の前進だけでなく、州予算への同社の税補充を通した地域の社会問題の担保であることを強調した。
ヂム・フラッドが伝えたところによれば、現在オドプトゥ海での石油採掘の指数は予定されたよりも50%高く、24時間でほぼ5万5千バレルになるとのことである。
ここでは9本の油井がボーリングされ、鉱区の南部での2本の油井がボーリングされている。
その開発は早いテンポでの今後の実物大の採掘のための情報を集めさせた:現存の生産能力の拡大と新しい油井のボーリングである。

7月20日“サハリンモルネフチェガス”社は企業の作業開始から1億2千5百万トン目の石油を採掘した。
“ロスネフチ”社長E.フダイナトフは“サハリンモルネフチェガス”社の従業員にこの達成を祝した。
“ロスネフチ”の子会社である“サハリンモルネフチェガス”社はサハリン州のオハとノグリキ地区で30ヶ所の石油とガスの産地で作業を行ない、自社のパイプライン輸送システムの運営を行なっている。

2011年上半期にサハリン州で790万トンの石油と130億立方メートルのガスが採掘された。
このことについて州政府天然資源・環境保護大臣ナターリヤ・サラエーヴァが伝えた。
昨年も同じような指数で石油は750万トン、ガスは127億立方メートルになった。
採掘の増加は“サハリン-1”プロジェクトのオドプトゥ大陸棚鉱区の開発開始により得られたものである。
“サハリン-1”のオペレーターである“エクソン・ネフチェガス・リミテッド社は420万トンの石油、“サハリンエナジー”社(“サハリン-2”)は290万トン、“RN-サハリンモルネフチェガス”社はほぼ80万トンの石油を採掘した。
N.サラエーヴァは今年6ヶ月間で石油の供給量は780万トンになり、2010年の指数より20万トン多いことを指摘した。
アジア・太平洋地域諸国へ輸出に700万トン以上(昨年は670万トン)、ハバロフスク地方へ76万6900トン(2010年には83万4百トン)が送られた。
サハリン州内での供給料は6千トン(昨年は5千トン)になった。

“サハリン-2”プロジェクトのオペレーターである“サハリンエナジー”社による液化天然ガス(LNG)の追加供給、同じく《ガスプロム》の自己持分からのLNGの供給もまた日本の安定した電力供給の復旧と地域のエネルギー安全の強化への有力な貢献となる。
このことについて7月4日《ガスプロム》理事長アレクセーイ・ミレルとの会談過程で《三菱商事》代表取締役社長小林健は伝えた。
《ガスプロム》報道部が伝えているところによれば、会談の出席者は“サハリン-2”プロジェクト枠内での両社の相関関係の問題を討議した。
「すでに実現されたプロジェクトにより日本側は《ガスプロム》が信頼できるパートナーであることを確信した。
“サハリン-2”プロジェクトは成功したロ・日エネルギー協力のシンボルとなった」と、A・ミレルは会談の総括で指摘した。
「おそらく近いうちにロシア産天然ガスの相当な追加量が日本市場によって要求されるかもしれない。
《ガスプロム》は日本との広範な互恵協力を発展させ、十分に追加のガス需要をかなえる用意がある」。