稚内日ロ経済交流協会

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ホテル“サハリン・サッポロ”指導部は企業の奇襲占拠の企てについて表明した。
10月29日しかるべき訴えが“サハリン・クリル”通信社編集部に入った。
企業の責任者ニーナ・フィリポヴァは乗っ取りの企てはすでに20年にわたっておこなわれていることを伝えた。
N.フィリポヴァの話によれば、10月22日管理部の活動を封鎖して、ホテルを占拠した10人以上のメンバーから成る民間警備会社“ブロクポスト”社の支援のもとに自らを“新しい社長”として宣言した弁護士アンタコフによって組織されたホテルの事実上の奇襲占拠が起こったとのことである。
訴えの本文にはまた10月24日ホテルは民間警備会社“ブロクポスト”の職員によってホテルの外周沿いに自分達の車輌を並べることで封鎖されたことが述べられている。
ロシア内務省サハリン局の情報によれば、ホテルからの信号は警報ボタンに2度入り、両ケースのどちらも現場へ巡回パトロール、所轄官庁外警備の職員、またユジノ・サハリンスク市内務部の取調官も出勤した。

10月27日ロ・日戦術演習がサハリン南部のアニワ湾で行なわれた。
沿岸警備サハリン国境警備局は日本の仕事仲間と協力して密輸船の拿捕、燃え盛る船への救助と公海上での人の救出習熟を仕上げた。
演習では2隻の国境警備船“ブク”と“ユジノ・サハリンスク”、2隻の新しいパトロール船、巡視艇、ロシア連邦保安庁の飛行機とヘリコプターが稼動させられた。
日本側からは船上に甲板ヘリコプター“セキレイ”を搭載した巡視船“そうや”が参加した。
演習の作り話に従ってロシアの飛行機が空からロシアの経済水域で違法操業を行なっている“アヤンカ”号を発見した。
“アヤンカ”号は沿岸警備隊員の音声と火薬信号に反応しないで、日本の経済水域に逃げ始めた。
密漁船の全ての動きは国境警備局の司令部で記録され、管理されていた。
その間にロシア側の支援に日本の“そうや”が到着し、ヘリコプター“セキレイ”が違反船の監視を行なった。
さらに両国の船は密輸者の捕捉に向かった。
結果として“アヤンカ”号は速度を緩め、浮遊した。
その間に空から違反船にロシアのヘリコプターは武装抵抗にも関わらず、勝利を収めた特殊任務班を降下させた。

極東管区ロシア連邦大統領全権代表ヴィクトル・イシャーエフは10月27日ハバロフスクで“丸紅”代表取締役常務執行役員川合紳二と会談した。
対談者は日本ビジネスマンとのロシア極東の相関関係の展望を討議したと、全権代表報道部は伝えている。
V.イシャーエフの話によれば、経済危機後に日本とロシア東部の通商・経済関係は回復しつつあるとのことである。
「貿易は2009年と2010年と比べて増加し、2008年の水準に達した。
我々は何よりもまず、極東経済の近代化と構造改革の分野で、革新的生産の創造での協力拡大の用意がある」と、全権代表は表明した。
川合氏は“丸紅”が“ガスプロム”と協力して沿海地方のナホトカに石油科学複合体の建設を予定していることを伝えた。
彼の話によれば、“丸紅”は工場建設に際して元請け、建設工事の主要な投資家と製品の主な購入者となる可能性を検討しているとのことである。
V.イシャーエフの見解によれば、このプロジェクトは必ず採算がとれ、儲かるとのことである。
彼は石油化学複合体の建設プロジェクトの実現に協力することの希望を表明した。

連邦国家単一企業“ロスモルポルト”は自己資金でサハリン支社用に非自走浚渫船《ヒタチ102》を手に入れた。
現在浚渫船は小樽港(日本)に停泊しており、11月初めにタグボートを用いてサハリンのコルサコフ港へ届けられると、企業報道部は伝えている。
浚渫船は“ロスモルポルト”サハリン支社が力を貸している海洋港の深さの基準状態の維持用に、また入港用突堤のすぐそばの海底を深くするためにも利用され、大型船のサハリン海洋港への入港を行なうことを可能にさせる。

サハリン漁業・海洋学研究所(サフニロ)と道立水産試験場の第43回科学者会談が先週末にユジノ・サハリンスクで行なわれた。
毎年双方はサハリンと北海道の水域の複合的な共同研究を行なっていると、サフニロの研究責任者スヴェトラーナ・ルダコヴァが伝えた。
日本の3人の代表者:サケ・マスと淡水漁業研究所所長、稚内水産試験場と中央水産試験場の研究員は水生生物(海と淡水生物)とそれらの生息環境の研究に向けられた報告をサハリンへ持参し、また同じようなテーマに関するロシア側の発言もじっくり聴いて、討議した。
会談の第1部は海でのサケ・マス幼魚の移動に触れ、第2部はホッケの研究に触れた。
タタール海峡の水化学状態の観察が報告部分を仕上げた。

10月20日様々な状況のもとでサハリン国境警備隊によってロシア船“ボリド”号とグルジア船籍の“ルスノ”号が拿捕された。
“ボリド”号とさらに2隻のロシア漁船は志発島ルドニヤ入江地区で朝の約6時に国境警備船の乗組員によって発見された。
その時間までに“ボリド”号は国境警備と税関に対してロシア連邦領外へ出るために正式に手続きされていた。
こうして10月18日船長は貨物(ウニ)6,4トンを申告して、その引渡しのために花咲港へ出た。
日本へ到着後に船長は衛星上の所在地情報を証明する船の技術監視システムを切った。
自らの監視されていないことを確信した“ボリド”号の船長は国境警備隊が待っていた歯舞諸島水域に戻った。
沿岸警備隊を見て、船の集団は入江から様々な方向へ移動を始めた。
しかし全船が停められ、臨検された。
監視・検査対策の過程で“ボリド”号の船倉でほぼ16,5トンの花咲ガニが見つかった。
船で大量の高価なカニが見つかった事実で取調べが行なわれている。

ホテル“ルィバーク”で“北方少数原住民の代表者も参加したサハリンでのエコ・エスニックツアーの発展”セミナーが行われている。
セミナーの主催者と参加者の中には“サハリンサケ・マスイニシアチブ、“北方少数原住民全権代表者地域会議”、スポーツ・観光・青年政策庁が入っている。
このようなセミナーは初めて行なわれている。
サハリン州知事・政府機関北方原住民族部長エカテリーナ・コロレーヴァが説明したところによれば、現在シベリアと極東の少数原住民の安定した発展構想に従って、エスニックツアーは新しい現代的経済条件での伝統的経済活動の新しい形態として提示されている。
サハリンでこのようなツアーの発展のためには基礎そのものから、つまり教育から始める必要がある。
このためにセミナーに集まったあらゆる居住地と北方原住民の伝統的経済活動の代表者のために独自のツアーを作り上げることに役立つ分配資料が準備された。

極東管区ロシア連邦大統領全権代表ヴィクトル・イシャーエフと“三井物産”常務執行役員木下雅之は10月20日の会談でロシア極東での日本ビジネス活動の将来性を討議した。
このことについて全権代表報道部で伝えられた。
“三井”の代表者は自分の会社が東シベリアと極東で相当な活動経験を持っていることを指摘した。
彼は“サハリン-2”プロジェクト、“日野”の自動車販売、電力分野のプロジェクトでの“ソレルス”社との相関関係で極めて順調な会社の活動経験を考慮している。
それ以外に“三井”はロシアの投資魅力を宣伝する一連のパンフレットを発行し、極東連邦管区での全権代表付属海外投資誘致会議に積極的に参加していることを彼は述べた。
木下氏は都市のインフラ発展支援とプレミア級の日本の消費物資のロシアでのプロモーションに関する会社の計画を伝えた。

ロシア国境警備庁はスズキ・ヒサヤス長官に代表される日本の海上保安庁の職員に関係官庁間での高い協力レベルに対し感謝を表した。
ロシア側によって提示された情報により、この2週間のうちに日本の仕事仲間は自らの排他的経済水域で2隻の船を拿捕した。
漁船“UTSUKUSHII”号と“SNAKE”号はカンボジア王国船籍でロシアと日本の海域で違法操業を行なっていた。
拿捕時に両船の船倉で活ガニが見つかった。
ヴラヂーミル・メリニコフ船長とエヴゲーニィ・チモシェンコ船長のもとには漁撈活動実施のための日本の農林・漁業省の許可書がなかった。

日本の代表団は10月14日“サハリン給水”社を訪問した。
“光合金”社の役員ナガシマ・ヨウイチと北海道銀行事務所代表ミカミ・ノリヒトは給排水問題を担っている企業間での相互協力の調整のためにユジノ・サハリンスクに到着した。
“サハリン給水”社報道部が伝えているところによれば、最初に水処理技術と飲料水の中の天然鉱物の除去問題が検討された。
ナガシマ・ヨウイチは“光合金”の開発を紹介し、“サハリン給水”社に日本でうまく利用しているマンガン砂に基づいた技術を導入するよう提案した。