稚内日ロ経済交流協会

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サハリン漁業・海洋学研究所(サフニロ)と道立水産試験場の第43回科学者会談が先週末にユジノ・サハリンスクで行なわれた。
毎年双方はサハリンと北海道の水域の複合的な共同研究を行なっていると、サフニロの研究責任者スヴェトラーナ・ルダコヴァが伝えた。
日本の3人の代表者:サケ・マスと淡水漁業研究所所長、稚内水産試験場と中央水産試験場の研究員は水生生物(海と淡水生物)とそれらの生息環境の研究に向けられた報告をサハリンへ持参し、また同じようなテーマに関するロシア側の発言もじっくり聴いて、討議した。
会談の第1部は海でのサケ・マス幼魚の移動に触れ、第2部はホッケの研究に触れた。
タタール海峡の水化学状態の観察が報告部分を仕上げた。

9月16日ユジノ・サハリンスク市の商業センター《シティー・モール》で北海道からの食品と商品の見本市が開設された。
小池在ユジノ・サハリンスク日本総領事はその開会式で見本市の主催者と訪問者をロシア語で祝った。
彼は見本市がサハリンと北海道間の経済交流の強化に寄与することの期待を表明した。
「両地域間では絶えず相互信頼が増し、新しい協力形態が発展している。
北海道にはサハリンの資源が必要であり、我がサハリンには北海道の先進的技術が必要である。
我々の相関関係がやっと深まっていくことを私は確信している」と、州農業・貿易・食糧省次官インナ・パヴレンコは強調した。

式典は8月23日~24日にユジノ・サハリンスクで行なわれた州と道の第6回住民会談を仕上げた。
サハリン側からコミュニケに署名したのは“ロシア-日本”協会代表ニコライ・ゾトフとスポーツ・観光・青年政策庁長官マゴメート・マゴメードフであり、日本側からは“日本-ロシア”協会会長スズキ・ヤスユキと北海道国際交流・協力センター長タカハシ・リョウである。
「1年にわたり私たちはこの会談を準備し、実際サハリン観光の発展は新しいレベルに出ている。
サハリンと北海道のツアー会社は協力して旅行者のための観光コースを仕上げ、経験を交換することを計画している。
サハリンを訪れる外国人観光客の90%は日本人であるので、この分野での隣国との業務関係を確立することが重要である」と、M.マゴメードフは指摘した。
2012年に州では島の全ての地域が考慮される入国と国内観光の発展プログラムを採択することが予定されている。

ユジノ・サハリンスクでサハリン州と北海道の恒例の住民会談が始まった。
すでに6回目のこのイベントは“ロシア-日本”協会と“日本-ロシア”協会によって行なわれている。
とは言え、“住民会談”、これは公式行事の正式名称であり、それには決してありふれた住民でない人達が参加しており、サハリン側からは州政府の役人、“ロシア-日本”協会サハリン支部、また地元観光会社の責任者、日本側からもほぼ同じようなメンバーが参加している。
旅行会社の参加は会談のテーマである“サハリン州と日本の観光潜在力”を前提としている。
現段階でテーマは日本側にとって非常に大きなものとなっている。
福島原子力発電所での事故後に日本への観光客の流れは急激に減少した。
そのために日本側は人々の危険を吹き払う目的で至るところで様々な対策を行なっている。
歓迎の言葉で北海道の高原副知事は、北海道では放射線状況の恒常的モニタリングが整えられており、何も現われておらず、人々は事故前と同じように暮らし、働いていることを特別に強調した。
その後に観光客も同じように北海道に来てくれることの希望を表わした。
これと関連して明日“北海道観光”、“宗谷管内観光”、“紋別市観光”のプレゼンテーションが予定されている。

“よさこいソーラン”20周年記念祭りの標題は“地震と津波後の東北日本の復興を支援する”である。
今年祭りには284チームの出演が予定されており、そのうちの2チームは海外からである。
これは台湾とロシアのチームである。
サハリンの踊り子はすでに2年続けて祭りで我が国を代表している。
企画はサハリン州政府、日本外務省、サハリン国立大学、“日本一ロシア”北海道友好協会、日ロ青年交流センターの支援のもとにロシアと日本間での青年交流の枠内で実現されている。

ロシア連邦政府令によって許されたサハリン州領内への72時間のビザなし入国の枠内で日本からの代表団がユジノ・サハリンスクへ到着した。
今日“サヒンセンター”で稚内商工会議所副会頭今村光壹を長とする日本からの代表団の代表者らとスポーツ・観光・青年政策庁長官マゴメート・マゴメードフの会談が行なわれた。
会談にはまた“アインス宗谷”で観光客の一員で到着した稚内市前市長横田耕一も参加した。
今村氏はロシア側と特にサハリンの地で72時間のビザなし滞在の提供されたチャンスに対しロシア政府に感謝した。
この仕組みはビジネスマンも含めて、日本の観光客にサハリンの経済、観光とその他の滞在能力を知ることを可能にさせる。
日本の代表団長が指摘したように、サハリン州へのビザなし訪問のこの可能性はビジネス交流だけでなく、両国のスポーツ、若者や文化代表団を交換する可能性を広げることになる。
返礼の言葉でマゴメードフは北海道からの代表団を歓迎し、来訪に対して日本側に感謝した。
彼はスポーツ、観光と青年交流の分野で関係が拡大していることを指摘した。
昨年ロシア側は初めて“よさこいソーラン”祭りに参加し、まさに明日サハリン州の代表団がフェリーで北海道へ出発し、そこでコンクール参加者として祭りで登場することになる。

一連の日本の漁業会社の代表者はロシアの特別経済水域での自らの漁獲量の非合法な増加目的でロシアの役人に賄賂を渡し、今も渡し続けていることを非公式に認めた。
日本の読売新聞は北海道と東北地方にある登録された会社の名前の挙げられていない10人の社長と他の責任者の参加した調査データを公表した。
賄賂はこれらの人々が認めているように、2国間で取り決められた漁獲権利と漁獲割当て量の遵守をトロール船内で管理するロシア国境警備庁からのオブザーバーに与えられている。
調査された人々の言葉によれば、その非合法超過に対して彼ら年におよそ3万5千ドルの贈り物をしていた。
漁業会社の社長の1人は、その代わりに定められた割当て量より2-3倍の魚を獲る可能性をもらっていることを強調した。
調査された人々はクリル海域やベーリング海でスケソウダラ、サンマやサケ・マスの漁獲に関係を持っている。

サハリン州政府副首相セルゲーイ・カレプキンは日本の“ニポロスコーポレーション”の幹部ヨシズミ・カツヒロ、また“ホクレン”の常務とも会談した。
“ホクレン”は北海道の全ての農業協同組合を加入させている。
“ホクレン”は事実上日本の全領域に農産物、肥料、生産資材を供給している。
今日双方は北海道とサハリン間の協力の将来性を討議した。
話題とされたのは玉ねぎとそばの分野での栽培と販売の技術的可能性についてである。

30年以上ネヴェリスクと稚内は姉妹都市関係を結んでいる。
重要な要素の一つとなっているのは、商工会議所ラインでのネヴェリスク研修生の姉妹都市への派遣についての協同協定書の毎年の調印である。
ネヴェリスク、ユジノ・サハリンスク、コルサコフから80人以上の専門家がすでに北海道で研修を修了した。
彼らは経済の様々な分野で深い知識や技能を得て、現在広く現場の自らの職業活動で知識や技能を利用している。

ロシアと日本の間のフェリー航路に関わる協議会は経済交流拡大についてのサハリン州と北海道の知事の合意に期待を委ねている。
このことについて議長で“北海道ガス”社の取締役会メンバーであるササキ氏が会談を開会しながら表明した。
2009年には世界金融危機、ぶたインフルエンザ流行の突発、“サハリン-2”プロジェクトに関わる建設の終了と関連してサハリンと北海道間のフェリー航路の乗客と貨物輸送量の流れの低下が起こった。
協議会でこれらの問題を討議するために数十人の日本の国家行政、北海道庁、商工会議所、有力な輸送会社や協会、観光会社、入管、税関、検疫の職員が集まった。
ロシア側からは在札幌ロシア連邦総領事館とサハリン州知事代表部の職員が会議に参加した。