稚内日ロ経済交流協会

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“スフェーラ”社は2012年春にサハリン南部で液化天然ガス(LNG)のミニ工場建設に着手するつもりである。
“スフェーラ”社の社長アンドレーイ・ザルピンが伝えたところによれば、“スフェーラ”社の発注によりバラシハ低温機械製作工場でLNGミニ工場用の液化ブロック建設が完了したとのことである。

極東管区ロシア連邦大統領全権代表ヴィクトル・イシャーエフは10月27日ハバロフスクで“丸紅”代表取締役常務執行役員川合紳二と会談した。
対談者は日本ビジネスマンとのロシア極東の相関関係の展望を討議したと、全権代表報道部は伝えている。
V.イシャーエフの話によれば、経済危機後に日本とロシア東部の通商・経済関係は回復しつつあるとのことである。
「貿易は2009年と2010年と比べて増加し、2008年の水準に達した。
我々は何よりもまず、極東経済の近代化と構造改革の分野で、革新的生産の創造での協力拡大の用意がある」と、全権代表は表明した。
川合氏は“丸紅”が“ガスプロム”と協力して沿海地方のナホトカに石油科学複合体の建設を予定していることを伝えた。
彼の話によれば、“丸紅”は工場建設に際して元請け、建設工事の主要な投資家と製品の主な購入者となる可能性を検討しているとのことである。
V.イシャーエフの見解によれば、このプロジェクトは必ず採算がとれ、儲かるとのことである。
彼は石油化学複合体の建設プロジェクトの実現に協力することの希望を表明した。

中国の投資家はサハリンのポロナイスクに新しい港を建設するつもりであると、10月7日に行なわれた州政府での会談で中国遼寧省発展・改革委員会副委員長フ・ツズャニヤンが伝えた。
サハリン側からは関係のある省の担当者が会談に出席した。
フ・ツズャニヤンは遼寧省の代表が初めてサハリンにいることを指摘した。
「我々はビジネス関係をつくることの可能性に大変喜んでいる。
遼寧省は他のロシアの地域と協力しており、サハリン州とも相関関係を作り出したい。
我々が関心を持っている方向性の一つはサハリンでの交通インフラ整備である」とフ・ツズャニヤンは述べた。

サハリン州政府は地域での製油工場建設についての明確な決定は2012年に採択されることを期待している。
このことについて《サハリンの石油とガス-2011》の国際会議でホロシャヴィン知事は伝えた。
「サハリン州内での炭化水素の有効利用は政府の最も重要で、主要な課題である。
これに関連して我々はサハリンに年4百万トンまでの生産能力をもった製油工場の建設を妥当であるとみなしている」と、知事は述べた。

サハリン州政府の定例会議で再び道路問題が取り上げられた。
ご承知のように、テーマは大変緊急である。
問題を解決しようとしているが、どっちみち州の全地区で事実上道路工事は行なわれている:北へ向かってアスファルト工事が行なわれ、オゴニキ-ネヴェリスク間の区域が改修され、アルセンチヨフカ-イリンスク間の道路工事が行なわれ、クラスノゴルスクからウグレゴルスクまでの方向で橋が建設されている。
しかしいつものように資金が足りない。
輸送税と燃料消費税で満たされる最近再興された道路基金は11億ルーブルだけもたらしてくれる。
これは少ない。
特に、今年道路に55億ルーブルが割り当てられる。
だが来年にはもし負わされた目標を遂行するなら(ポロナイスクまでアスファルトを終わらせる)、72億ルーブルが必要となる。
どこでこの資金を見つけるか?極東・外バイカル連邦プログラムで大きな金額が組み込まれている。
しかしこれらの金額は紙上だけに存在している。
毎年、連邦センターは9億ルーブルの振込みに留めながら、ほぼ20億ルーブルを州の道路に少なく与えている。
残りを州が投資しなければならない。

ロシアの大陸部分と島をつなぎ、タタール海峡を経由して貨物の通年の円滑な輸送を行なうサハリンへの鉄橋建設は4千億ルーブルかかるかもしれない。
このことについて8月15日の記者会見で極東連邦管区ロシア連邦大統領全権代表ヴィクトル・イシャーエフは表明した。
現在サハリンと大陸間には《ヴァニノ-ホルムスク》の海上フェリー航路が動いている。
天候条件、あるいはフェリーの不足により貨物が港で止まる状況も頻繁にある。
サハリン-大陸間の鉄橋横断建設プロジェクトはロシアの鉄道輸送発展戦略と2025年までの極東と外バイカルの社会・経済発展の戦略に含まれている。
「今のところ、サハリンへの橋建設プロジェクトの正確な価格を言うことは難しい。
事前に経費は4千億ルーブルと見積もられている。
これは120億-130億ドルになる。
橋横断の長さは17キロメートルになる。
これは隙間のない堤防かトンネルになるかは、設計者が確定することになる。
技術的課題を準備し、経費を根拠づける作業グループを作ることが我々の任務である」と、V.イシャーエフは述べた。
サハリンと大陸間のトンネル建設プロジェクトはまだ前世紀の50年代に計画されたが、当時はそれを実現することは出来なかった。
2007年に橋かトンネルで陸をつなぐことの問題が再び持ち上がった。

年間1万2千トンの生産力を持つ天然ガス液化のための小さな工場がサハリンで建設することが計画されている。
8月12日“スフェーラ”社の主任技師ミハイル・バイカロフ(2008年度商工会議所研修生)が伝えたところによれば、新しいLNG工場の建設設計はその名称が《環境と進歩》として解釈されるモスクワの科学・産業会社“EKIP”社と協力して行なわれているとのことである。
LNGミニ工場はアニワ市から西へ数キロメートルのところに位置し、ロシアでは数えて3番目の工場になる。
このような生産設備の稼動は近代的テクノロジーによって小さなアニワのガス鉱区を開発し、炭化水素の利用効率を向上させる可能性を与えることになる。

中国からの労働者を呼び寄せることの最初の試みは1991年にユジノ・クリリスク地区市役所で実現されていた。
その夏、約30人の中国人たちが国後島南部のゴロヴニノ村の国営農場“ダーリニー”でまる4ヶ月仕事に励んだ。
よく働いたが、悪天候が邪魔をした。
1年は不作だった。
こうして中国人農業労働者たちは自分達の家へと帰っていった。
その後水産業者のみクリルから魚や海産物を送りながら、中国のそれぞれの会社との仕事上の関係を維持していた。
すでに1年、国後島の農場経営者アンドレーイ・タヴィエフ農場で中国人3名が働いている。
彼らは温室や畑で野菜を栽培している。
今年の春に手伝いで彼らのところへさらに4人の同胞がやって来た。

サハリン-大陸間での橋の回廊建設は2012年以降に始まるかもしれない。
このことについて極東管区ロシア連邦大統領ヴィクトル・イシャーエフはアレクサンドル・ホロシャヴィンにサハリン州知事全権を分与後にブリーフィングで伝えた。

ロプキン市長は個人の住宅建設用に割り当てられた土地を直接用途に応じて使用していない賃借人のための土地に対する賃貸料の数倍の値上げについての命令案を準備することをユジノ・サハリンスク都市計画建築・不動産管理局の担当者に委任した。
この命令は第一にサハリン州国家登記簿連邦局でその後の権利登録を伴った住宅の建設期間と使用開始に関して現行の土地と都市計画法の条件に違反している者に向けられることになる。