タタール海峡でSOSを出した“パルトニョール”号の乗組員はおそらく亡くなったであろう。
このことについてブリーフィングでロシア漁業庁長官アンドレーイ・クライニーが表明したと、伝えられている。
彼はこの漁船が密漁船で、このような船では誰も救命手段について考えていないことを解説した。
「このような船では誰も船自体についても、ウェットスーツと救命ボートがあるかについても考えていない」と、彼は指摘した。
「その際、3,5メートルもの氷のような波のもとで摂氏2-3度の水中で救命手段なしで生き延びるためのいかなるチャンスもない。
つまりこの船の乗組員の運命は悲劇的なものである」と、アンドレーイ・クライニーは述べた。