サハリン州政府消費者市場問題各部局連絡委員会の付属で設立された密輸と無許可複製品の持込み防止に関わる作業グループの最初の会議が行なわれた。
サハリン州産業・通商委員会委員長で、作業グループの責任者タチヤーナ・コンチェヴァが会議を開会した。彼女は、グループは様々なレベルの行政機関の足並みの揃った行動確保と密輸と無許可複製品の違法製造現金化とサハリン州領内への持込み阻止に関する問題解決に際しての権利所有者との相互関係の確保目的で今年の9月に設立されたことを指摘した。
作業グループの主要な課題となっているのは、法違反者の行為を促す原因と条件を除去する目的で製造、現金化とサハリン州領内への商品の持込み監視の強化に関わる提案の準備と検討である。
つまりは無許可商品製造者の活動阻止に向けられた対策の作成、それらの保管と現金化の場所を暴きだすことや、さらには密輸で運び込まれた商品の現金化事実の阻止に関わる対策である。
会議での特別な注意が密輸と無許可複製火薬製品の暴き出し問題に割かれた。新年祝日の直前にこの問題は特に切実である。
会議の総括に従って作業グループ参加者は非合法流通している火薬製品を暴きだし、活動を強化することを州内務局に、さらにはサハリン州で活動を行なっている商標と権利所有者の持主についての情報を伴った商標権利所有者登記簿からの謄本提供についてロシア特許局に照会を送ることをサハリン商工会議所と協力してサハリン州内務局に一任することも提案した。