ホテル“サハリン・サッポロ”指導部は企業の奇襲占拠の企てについて表明した。
10月29日しかるべき訴えが“サハリン・クリル”通信社編集部に入った。
企業の責任者ニーナ・フィリポヴァは乗っ取りの企てはすでに20年にわたっておこなわれていることを伝えた。
N.フィリポヴァの話によれば、10月22日管理部の活動を封鎖して、ホテルを占拠した10人以上のメンバーから成る民間警備会社“ブロクポスト”社の支援のもとに自らを“新しい社長”として宣言した弁護士アンタコフによって組織されたホテルの事実上の奇襲占拠が起こったとのことである。
訴えの本文にはまた10月24日ホテルは民間警備会社“ブロクポスト”の職員によってホテルの外周沿いに自分達の車輌を並べることで封鎖されたことが述べられている。
ロシア内務省サハリン局の情報によれば、ホテルからの信号は警報ボタンに2度入り、両ケースのどちらも現場へ巡回パトロール、所轄官庁外警備の職員、またユジノ・サハリンスク市内務部の取調官も出勤した。