宮西豊氏は自分の約束を果たした

宮西豊氏は自分の約束を果たした

有名な日本の後援者であり、ビジネスマンである宮西豊氏は自らの約束を守った。
彼に敬意を表した記念碑が立っているユジノ・サハリンスクに彼は桜の木立を植えただけでなく、州都のレーニン広場の小公園を飾るために桜の木を輸入し、さらにはロシアの首都にも桜を贈った。
10月末にモスクワのビリュレフスキー樹木公園で50本の桜の木立の造成式典が行なわれた。
宮西氏はすでに北海道で花を咲かせた14年-16年ものの木を持ち込んだ。
「私はこの素晴らしいモスクワに何か自分の記念になるものを残したかった」と、ビジネスマンは自らの行為を説明した。
「私は木よりも素晴らしい贈物はないと考えている。
木は丈夫で素晴らしいものである」。
桜の植樹には首都の南部管区の第一次官セルゲーイ・チトフ、ユジノ・サハリンスク第一副市長セルゲーイ・ナトサヂンと、もちろん宮西氏が参加した。
彼らは目的のないお客ではなく、手にスコップを取り、秋のモスクワの地に桜の根を下ろした。
桜の木立は本来庭園の配置に良くとけ込む。
ここでは日本の“石庭”、“枯れた小川”とちゃんとした曲がりくねった遊歩道網が整備されることになる。
全てこのことは桜の開花時期にモスクワっ子に東洋の哲学気分に浸ることに効果を与える。