先週土曜日に国境警備隊によって拿捕されたカンボジア船籍(登録港プノンペン)のカニ船“レプン”号は取調べ実施のためナホトカへ護送されている。
“便宜船”は10月20日にロシア連邦領海の黄金岬の北寄りで沿海地方国境警備局沿岸警備隊の国境警備哨戒船によって発見された。
漁撈実施のために設備された船内に乗り込んだ臨検班は特別に準備された水槽で活ガニを見つけた。“レプン”号の船長の言葉によれば、全部で約4トンのタラバガニがあるとのことである。ロシア領海に外国船がいることの合法性を確認し、漁撈活動の実施を許可する書類を監督機関に提示されなかった。