“便利”な国の船籍でロシア排他的経済水域で水性生物資源の違法操業を行なっている船の恒例の拿捕をサハリンと沿海地方国境警備隊が行なった。
“フラエル”号はパナマ船籍で航行し、その乗組員は12名のロシア人と1名のウクライナ人から成っていた。
“フラエル”号の船主となっているのは“EasternlineA”社である。
監視・検査対策の過程で船内で国境警備隊は約10トンのズワイガニ(オピリオン)を発見した。
“フラエル”号の船内に水産物があることの合法性を確認する書類を船長は提示しなかった。
“フラエル”号の船長セルゲーイ・アナトーリエヴィッチ・マールキンはすでに昨年水産物の違法操業で刑事責任に問われていたことがわかっている。
現在船は取調べ実施のためにコルサコフ港へ送り届けられている。