8月29日夜中の12時過ぎにロシア排他的経済水域のアニワ岬から南寄りでサハリン国境警備隊はカンボジア船を見つけた。
漁船“アクヴァリウス”号は日本側へ向かい、沿岸警備隊の照会に応答しなかった。
注意を引き、船を止めるために哨戒船の乗組員によって火薬、同様に他の信号も使われた。
しかし違反船は移動を続けた。
停船対策遂行の過程で警告射撃が行なわれた。
それにもかかわらず、“アクヴァリウス”号の船長は乗組員の生命を危険にさらしながら、頑固に追跡から逃れようとした。
国境警備隊による停船強制のための全ての措置が尽くされた後にようやく敗北のための銃撃が行なわれ、船は日本の排他的経済水域で止まり、浮遊した。
ロシア人から成った船の乗組員の誰も被害を被らなかった。