日本当局は2011年1月にタタール海峡で行方不明になった漁船“パートナー”号からの船員の遺体をハバロフスク地方の故郷に近いうちに引き渡すと、在ユジノ・サハリンスクロシア連邦外務省代表ヴラヂーミル・ノソフの言葉を引用して伝えている。
カンボジア船籍で登記され、プノンペン港に登録されていた“パートナー”号はサハリンと大陸を分けるタタール海峡で漁を行なっていた。ロシア漁業庁の情報によれば、船内には14名の乗組員(ロシア市民)がいたとのことである。中間情報によれば、船はおそらく着氷により沈没したのであろうとのことである。しかし海難の痕跡は結局明らかにされなかった。