1982年から祝われている記念碑と歴史的な場所の国際記念日にコルサコフでサハリン州文化省の新しい企画のプレゼンテーションが行なわれた。
コルサコフ歴史郷土博物館への元の北海道拓殖銀行支店の建物の引渡しについて話題になった。
港町の最も古い建物のうちの一つは日本に今日まで存在している“伊藤組”によって1929年10月に建設された。
82年という年月にも関わらず、市の中心地に位置する2階建ての建物は豪華なレリーフ装飾で飾られた7本の支柱、同じく窓やドアも含めて、多くの点で自らのインテリアを維持した。
5年の困難な話し合いと様々な調整後、遂には新古典主義スタイルで設計されたユニークな建物は地元の博物館に引き渡されるという決定が下された。
地元の博物館はまもなくサハリン州立郷土博物館の分館となり、蘇った壁には本物の展示品を並べることになる。