“サハリン-2”プロジェクトのオペレーターである“サハリンエナジー”社による液化天然ガス(LNG)の追加供給、同じく《ガスプロム》の自己持分からのLNGの供給もまた日本の安定した電力供給の復旧と地域のエネルギー安全の強化への有力な貢献となる。
このことについて7月4日《ガスプロム》理事長アレクセーイ・ミレルとの会談過程で《三菱商事》代表取締役社長小林健は伝えた。
《ガスプロム》報道部が伝えているところによれば、会談の出席者は“サハリン-2”プロジェクト枠内での両社の相関関係の問題を討議した。
「すでに実現されたプロジェクトにより日本側は《ガスプロム》が信頼できるパートナーであることを確信した。
“サハリン-2”プロジェクトは成功したロ・日エネルギー協力のシンボルとなった」と、A・ミレルは会談の総括で指摘した。
「おそらく近いうちにロシア産天然ガスの相当な追加量が日本市場によって要求されるかもしれない。
《ガスプロム》は日本との広範な互恵協力を発展させ、十分に追加のガス需要をかなえる用意がある」。