“サハリン-2”プロジェクトのオペレーターである“サハリンエナジー”社は日本の“東京電力へのLNG供給に対する中期協定締結に対しオブザーバー会議の承認を得た。
“サハリン-2”プロジェクトに関わるオブザーバー会議は9月28日ユジノ・サハリンスクで行なわれた。
行事にはロシア連邦エネルギー省次官セルゲーイ・クドリャショフ、同じくロシアエネルギー省、サハリン州政府、ロシア天然省、ロシア財務省の代表者とプロジェクトオペレーター会社“サハリンエナジー”の株主も参加した。
会議で2011年4月7日に行なわれた臨時オブザーバー会議の議事録が承認された。
“サハリンエナジー”は労働保護、環境と安全技術問題に関わる報告、同じくプロジェクトに関わる生産活動と作業進行についての情報も提出した。
また財務問題、2010年中の会社の年間報告、ガスの供給と“サハリン-2”プロジェクトに関わる収益産物でのロシア側の取り分の問題、“アヴィアシェリフ”社との空中輸送確保に対する承認された契約価格の増加も検討された。
“サハリンエナジー”社の営業役員会は原油とLNGの市場分析結果に関して、特にこの種の炭化水素のマーケティングに関して報告書を提出した。