10月20日様々な状況のもとでサハリン国境警備隊によってロシア船“ボリド”号とグルジア船籍の“ルスノ”号が拿捕された。
“ボリド”号とさらに2隻のロシア漁船は志発島ルドニヤ入江地区で朝の約6時に国境警備船の乗組員によって発見された。
その時間までに“ボリド”号は国境警備と税関に対してロシア連邦領外へ出るために正式に手続きされていた。
こうして10月18日船長は貨物(ウニ)6,4トンを申告して、その引渡しのために花咲港へ出た。
日本へ到着後に船長は衛星上の所在地情報を証明する船の技術監視システムを切った。
自らの監視されていないことを確信した“ボリド”号の船長は国境警備隊が待っていた歯舞諸島水域に戻った。
沿岸警備隊を見て、船の集団は入江から様々な方向へ移動を始めた。
しかし全船が停められ、臨検された。
監視・検査対策の過程で“ボリド”号の船倉でほぼ16,5トンの花咲ガニが見つかった。
船で大量の高価なカニが見つかった事実で取調べが行なわれている。