サハリン漁業・海洋学研究所(サフニロ)と道立水産試験場の第43回科学者会談が先週末にユジノ・サハリンスクで行なわれた。
毎年双方はサハリンと北海道の水域の複合的な共同研究を行なっていると、サフニロの研究責任者スヴェトラーナ・ルダコヴァが伝えた。
日本の3人の代表者:サケ・マスと淡水漁業研究所所長、稚内水産試験場と中央水産試験場の研究員は水生生物(海と淡水生物)とそれらの生息環境の研究に向けられた報告をサハリンへ持参し、また同じようなテーマに関するロシア側の発言もじっくり聴いて、討議した。
会談の第1部は海でのサケ・マス幼魚の移動に触れ、第2部はホッケの研究に触れた。
タタール海峡の水化学状態の観察が報告部分を仕上げた。