“ロスネフチ”は調査構造の南部ドーム状区域で採掘埋蔵量が少なくとも330万トンの事前評価をもつサハリン大陸棚にある“レベヂンスキー”の新しい石油・天然ガス鉱区の発見について発表した。
“ロスネフチ”報道部が伝えているところによれば、レベヂンスキーライセンス鉱区での探査・評価油井No1の試験に際してシャフトに一昼夜にほぼ150立方メートルの噴出量をもつ石油の自噴流入が得られたとのことである。
今年の11月に“ロスネフチ”はライセンス鉱区の北部ドーム状区域の生産性を確認することができる探査・評価油井“レベヂンスキーNo2”の建設に着手することを予定している。
探査作業はライセンス義務の完全な遵守と部門の最高規格に従った自然保護対策の実施をもって行なわれている。
“レベヂンスキーNo1”のボーリング過程で一連のユニークな技術上の解決策が応用された。
特に、沿岸油田で初めて“ロスネフチ”は垂直からの大きな離脱で探査・評価油井をボーリングした。
油井でのボーリング過程で地層圧の記録的測定数57が実施された。
シャフトのセメント注入の善し悪しを評価するために孔底への物理器具を届けるための自動技術装置が応用された。
新しい方法と技術は油井の建設時間を著しく短縮することができ、同社の事前評価によれば、それらは陸上からの大陸棚油田の採算の取れる開発を可能にするとのことである。
レベヂンスキー鉱区でのボーリングの順調な成果はサハリン大陸棚の通過地帯開発の将来性を確認した。