極東管区全権代表は“丸紅”にサハリンから日本への送電線建設を提案

極東管区全権代表は“丸紅”にサハリンから日本への送電線建設を提案

極東管区ロシア連邦大統領全権代表ヴィクトル・イシャーエフは10月27日ハバロフスクで“丸紅”代表取締役常務執行役員川合紳二と会談した。
対談者は日本ビジネスマンとのロシア極東の相関関係の展望を討議したと、全権代表報道部は伝えている。
V.イシャーエフの話によれば、経済危機後に日本とロシア東部の通商・経済関係は回復しつつあるとのことである。
「貿易は2009年と2010年と比べて増加し、2008年の水準に達した。
我々は何よりもまず、極東経済の近代化と構造改革の分野で、革新的生産の創造での協力拡大の用意がある」と、全権代表は表明した。
川合氏は“丸紅”が“ガスプロム”と協力して沿海地方のナホトカに石油科学複合体の建設を予定していることを伝えた。
彼の話によれば、“丸紅”は工場建設に際して元請け、建設工事の主要な投資家と製品の主な購入者となる可能性を検討しているとのことである。
V.イシャーエフの見解によれば、このプロジェクトは必ず採算がとれ、儲かるとのことである。
彼は石油化学複合体の建設プロジェクトの実現に協力することの希望を表明した。