8月29日稚内商工会議所の代表団は姉妹都市のコルサコフを訪問し、ラーダ・ムドロヴァ市長と会談した。
コルサコフ市管区市役所と稚内商工会議所の協力はすでに19年に渡って実現されている。主な協力目的となっているのは日本の企業でのテクノロジーと経営原則を学ぶためのコルサコフからの研修生の派遣である。
協力期間中にコルサコフからの93名の研修生が稚内の様々な活動分野(中・小ビジネス、建設、農業、道路管理、水産業、その他)で教育を修了した。
行なわれた会談で稚内商工会議所の今村副会頭はコルサコフ市長に北海道と同じく北海道からもサハリン州へ送ることが予想される水産物、果物や野菜の保管のための-20度の温度を持つ冷蔵設備によるコルサコフの保税倉庫の設備問題解決での協力についてお願いした。