サハリン州は朝鮮民主主義人民共和国との協力を拡大することを予定していると、サハリン州第一副知事コンスタンチン・ストロガノフは9月19日に在ナホトカ総領事シム・グク・レンとの会談で伝えた。
両者の見解によれば、手許の潜在力は十分に利用されていないとのことである。2005年からサハリンと北朝鮮間で協力協定が結ばれ、またワーキングループも設立され、その枠内で二つの地域間のパートナーシップが実現されている。
協力の主な条項となっているのは労働資源の交流である。2011年にサハリン州で3,400人以上の北朝鮮人が仕事をし、2012年には北朝鮮人は総外国人労働者数の22%になる。大体においては彼等が建設、商業、自動車修理に従事し、加工産業にも活用されている。