学び合い拡張する子育て運動

稚内市の子育て運動はあらたな展開を見せています。とくにここ数年の「子どもの貧困対策プロジェクト」の取り組みにより、オール稚内の子育て支援が充実してきています。若原幸範氏(執筆当時は稚内北星学園大学准教授、現在は聖学院大学准教授)は雑誌『教育』の特集「人を育てる地域をつくる」の「学び合い拡張する子育て運動」という論文で、その特徴を紹介しています。研究資料のページにアップしてありますのでご覧下さい。

31年度 子どもの貧困対策方針

2月18日、稚内市教育連携会議が開催されました。31年度の「稚内市子どもの貧困対策方針」が確定されました。31年度は、稚内型奨学金制度の具体化に力を入れます。また、子どもの貧困対策地域コーディネーターの活動をスタートさせます。資料を「子どもの貧困対策」のページにアップしてあります。ご覧下さい。

子育てファイルの取り組み

稚内市では、全ての子どもに「子育てファイル」を届けています。子育てをオール稚内で支援するためのツールです。「子育てファイル」の考え方について、教育長・作成の中心となった加藤稚内北星学園大学教授・鎌田稚内市校長会長(当時)・佐々木稚内市教頭会長(当時)のメッセージを紹介します。このメッセージは、「子育てファイル」作成時のものです。現在は既に「子育てファイル」は完成し、家庭に配布されています。あわせて「子育てファイル」の活用についての東地区の取り組みを紹介します。研究資料のページにアップしていますのでご覧下さい。

子どもの貧困対策シンポジウム

市民ぐるみの子どもの貧困対策は、4年目を迎えました。幼保小中高大をつなぐ「教育連携会議」の発足、「地域コーディネーター」の誕生、「地域食堂」の実践、「地区別アクションプラン」の提言等々、「18項目の提言」に基づく市民ぐるみの取り組みは着実に前進してきました。
 今年度は貧困の連鎖ストップには欠かせない『稚内型奨学金制度』創設の研究に踏み出しました。取り組みの大きな節となるシンポジウムでは、全国的な取り組みの先駆者である弁護士の岩重佳治氏をお招きし、167名の参加者で奨学金について学び合いました。
 子どもの貧困対策のページに参加者の感想をアップしました。どうぞご覧下さい。

子どもを守るネットワーク

稚内市は「子育ての街」です。家庭、学校、地域の力合わせが子どもの健やかな成長には欠かせません。民生児童委員連盟の機関誌「ANTENNA」に子育て運動の歩みと現在の取り組みが掲載されました。『所報・発行資料・研究資料』のページにアップしてあります。どうぞご覧下さい。

「子どもの貧困対策」のページアップ

稚内市では「子どもの貧困対策プロジェクトチーム」による子どもの貧困対策の取り組みを進めています。取り組みの様子を発信するために新たにページを設けました。トップページの「子どもの貧困対策」からお入り下さい。

貧困プロジェクト研究紀要

子どもの貧困プロジェクトの取り組みが進んでいます。研究紀要をアップしました。市長の子育て運動インタビュー・子どもの貧困の取り組みインタビューもアップしました。トップページの「所報・発行資料・研究資料等の紹介」からお入り下さい。最下段に載せてあります。ご覧下さい。

7.22教頭会長の挨拶に感動

一学期のおわりころ(7/22)稚内市教頭会が懇談会をセットしてくれた。
教頭メンバー全員、そして教育相談スタッフ全員を対象に充実した懇談会だった。
佐々木教頭会会長の挨拶に私たちは感動した。

その内容がこの間取り組んできた子ども支援ネットワークの到達点をみごとに言い当てていた。
また教頭とネットワークの関係も実に正確に整理されていた。

早速その内容を紹介します。

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皆さんこんにちは

本日は大変お忙しい中、稚内市教育委員会部長 斉藤正良様、稚内市教育相談所長  平間信雄様はじめ、多数の教育相談スタッフの皆さんにお越し頂き、本当にありがとうございます。昨年度に引きつづき平成26年度もこうして稚内市教頭会と教育相談スタッフとの懇談会を開催したいへん有意義な場を持つことができ嬉しく思います。

さて、この懇談会の趣旨につては』開始要項に記載されているとおりでありますが、大きなテーマは「すべての教職員が教育相談に関する基本について共通理解を深めること」そして、「教育相談を生かした学校づくりをすすめること」にあります。

いま学校では、これまでの生徒指導体制だけでは対応しきれない数多くの困難な課題に直面し、地域の関係機関等との幅広い連携がますます必要になってきているといえます。しかしこうした現状の中でも、稚内市では、子育て運動を基盤とし、各中学校区単位における子育て支援ネットワークも整備されてきました。また、「稚内市子ども支援指針」に基づき、各学校や各地区の個別の子ども支援の取り組みを進めていくサポートチームの体制があり、それらの取り組みを中核となって支えてくれる「全市的コーディネーター」も位置づけられています。
きょうお越しいただいている全部で16名の皆さんが、まさにその心強い私たちの味方であるわけです。

私たち教頭は、学校内においては校区内ネットワークの要になることが必要です。また学校外においても各関係機関やサポートチームの方々と手をつなぐまさにパイプ役であり、ある意味では、サポートチームを編成し、情報連携や行動連携を進めていく上でも主体となる立場です。その意味では、本日の懇談会がさらにネットワークのあり方やサポート体制のあり方を深めるための学びの場となり、またそうしたネットワークの要としての意識を高めるための有意義な場となればと考えています。
本日はどうぞよろしくお願いします。

所報第三号『NETWORK』を発行

第三号は『NETWORK』をキーワードにして編集してみました。
創刊号は『SSW 』
第二号は『SUPPORT』

第三号は、稚内市街地四ブロックのすべてに小中連携した『子ども支援ネットワーク』ができあがったのを記念して編集しました。
ネットワークの機能は方針と運動と体制が合わさってはじめて力を発揮します。

特に コーディネーターの役割は重要です。
いままでの学校教育の歴史は校長や教頭が自主的にその役割を担ってきました。
稚内南地区ではその役割をSSWにも一部任せて運営しています。
これはすばらしいことです。

最近の全国の学校体制は問題性のガードに目が奪われて 、豊かに補強する発想がかけているように思います。
その意味ではSSWが学校の運営に参加し、 ネットワークの分野で力を発揮することは地域に根ざした学校のシンボルになります。

ネットワークが人を育て、さらに人がネットワークを育てる。
そんな関係がいま生まれようとしています。
それが子どもを育てる大人の姿なのではないでしょうか。

目を通していただければ嬉しいです。
教育相談所所報№3(平26)PDF