稚内市では「子どもの貧困対策プロジェクト」を立ち上げ、オール稚内で取り組みを進めています。詳しくは研究紀要をご覧下さい。また、関連の文書も順次アップしていく予定です。どうぞご覧下さい。

子どもの貧困対策の重点として

キャリア教育の連携推進方針を固める!

 7月27日(月)、令和2年度の1回目の教育連携会議(通算12回目)が開催され、稚内市のキャリア教育について重点的に意見交換を行いました。

 表教育長からの「アピール」、委員会事務局からの「稚内キャリアデザイン」の説明、そして「キャリア教育の推進方針案」が提案され、今年を一年次として、幼保小中校大が相互に学び合い、経済界との連携を重視しながら進めていくことを確かめました。

連携会議で挨拶をする表教育長

稚内高校の実践「稚内学」から学ぶ!

 9月7日(月)、今年度2回目の教育連携会議が稚内高校で行われました。 1回目のキャリア教育研修会として、稚内高校の蓮見校長先生が「本校キャリア教育と異校種連携計画について」の実践を発表しました。

 単位制、そして「稚内学」の導入の経緯から、授業内容や生徒の感想、今後の小中学校と大学との連携について話していただきました。高校で「稚内学」の授業を担当している先生からも話を聞くことができ、充実した研修となりました。

稚内高校の実践を蓮見校長が報告

稚内南中学校で「稚内学」の出前授業を公開!

 10月20日(月)、今年度3回目の教育連携会議が稚内南中学校で行われました。最初に、体育館において、稚内高校教諭が2年生全員を対象とした「稚内学」の出前授業を実施しました。稚内の温故知新や魅力、北方領土や経済水域等、いろいろな角度から稚内について探究できる内容で、中学生にとっては初めて学ぶ授業でした。授業参観には地域の方も参加していました。授業後の話し合いでは、「わっかない人」を育てるための授業づくり、カリキュラム研究、そして大人どうしの連携が共通の話題になっていました。

授業の話し合いから

稚内市長さんに「稚内型奨学金制度」の最終要望書を提出しました!(令和元年12月25日)

 12月25日、稚内市教育連携会議(14構成団体)は工藤広稚内市長さんに「稚内型奨学金制度」に関する最終要望書を提出しました。2年間にわたって、子どもの貧困対策プロジェクト会議で実践研究してきた内容を「要望書原案」として整理をして、11月の市民シンポジウムで提起し、広く市民の皆様、関係団体の皆様から意見をいただいてきました。


子どもの貧困対策シンポジウム

 市民ぐるみの子どもの貧困対策は、5年目を迎えました。幼保小中高大をつなぐ「教育連携会議」の発足、「地域コーディネーター」の誕生、「地域食堂」の実践、「地区別アクションプラン」の提言等々、「18項目の提言」に基づく市民ぐるみの取り組みは着実に前進してきました。
 今年度は、昨年に引き続き、貧困の連鎖ストップには欠かせない『稚内型奨学金制度』創設の研究に踏み出しています。4回のプロジェクト会議を経て、11月20日(水)には、市民の皆様とともに節目となるシンポジウムを開催します。講師は全国的な取り組みの先駆者である弁護士の岩重佳治氏をお招きします。ぜひ多くの市民の皆様、関係者の皆様の参加をお待ちしています。


第5回 子どもの貧困対策シンポジウム

〇 令和元年11月20日(水)18時30分より

〇 稚内総合文化センター 小ホール


子どもの貧困対策方針と計画

子どもの貧困対策の方針と計画を紹介します。関連の資料もアップしてあります。ご覧下さい。