子どもを守るネットワーク

稚内市は「子育ての街」です。家庭、学校、地域の力合わせが子どもの健やかな成長には欠かせません。民生児童委員連盟の機関誌「ANTENNA」に子育て運動の歩みと現在の取り組みが掲載されました。『所報・発行資料・研究資料』のページにアップしてあります。どうぞご覧下さい。

「子どもの貧困対策」のページアップ

稚内市では「子どもの貧困対策プロジェクトチーム」による子どもの貧困対策の取り組みを進めています。取り組みの様子を発信するために新たにページを設けました。トップページの「子どもの貧困対策」からお入り下さい。

7.22教頭会長の挨拶に感動

一学期のおわりころ(7/22)稚内市教頭会が懇談会をセットしてくれた。
教頭メンバー全員、そして教育相談スタッフ全員を対象に充実した懇談会だった。
佐々木教頭会会長の挨拶に私たちは感動した。

その内容がこの間取り組んできた子ども支援ネットワークの到達点をみごとに言い当てていた。
また教頭とネットワークの関係も実に正確に整理されていた。

早速その内容を紹介します。

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皆さんこんにちは

本日は大変お忙しい中、稚内市教育委員会部長 斉藤正良様、稚内市教育相談所長  平間信雄様はじめ、多数の教育相談スタッフの皆さんにお越し頂き、本当にありがとうございます。昨年度に引きつづき平成26年度もこうして稚内市教頭会と教育相談スタッフとの懇談会を開催したいへん有意義な場を持つことができ嬉しく思います。

さて、この懇談会の趣旨につては』開始要項に記載されているとおりでありますが、大きなテーマは「すべての教職員が教育相談に関する基本について共通理解を深めること」そして、「教育相談を生かした学校づくりをすすめること」にあります。

いま学校では、これまでの生徒指導体制だけでは対応しきれない数多くの困難な課題に直面し、地域の関係機関等との幅広い連携がますます必要になってきているといえます。しかしこうした現状の中でも、稚内市では、子育て運動を基盤とし、各中学校区単位における子育て支援ネットワークも整備されてきました。また、「稚内市子ども支援指針」に基づき、各学校や各地区の個別の子ども支援の取り組みを進めていくサポートチームの体制があり、それらの取り組みを中核となって支えてくれる「全市的コーディネーター」も位置づけられています。
きょうお越しいただいている全部で16名の皆さんが、まさにその心強い私たちの味方であるわけです。

私たち教頭は、学校内においては校区内ネットワークの要になることが必要です。また学校外においても各関係機関やサポートチームの方々と手をつなぐまさにパイプ役であり、ある意味では、サポートチームを編成し、情報連携や行動連携を進めていく上でも主体となる立場です。その意味では、本日の懇談会がさらにネットワークのあり方やサポート体制のあり方を深めるための学びの場となり、またそうしたネットワークの要としての意識を高めるための有意義な場となればと考えています。
本日はどうぞよろしくお願いします。

所報第三号『NETWORK』を発行

第三号は『NETWORK』をキーワードにして編集してみました。
創刊号は『SSW 』
第二号は『SUPPORT』

第三号は、稚内市街地四ブロックのすべてに小中連携した『子ども支援ネットワーク』ができあがったのを記念して編集しました。
ネットワークの機能は方針と運動と体制が合わさってはじめて力を発揮します。

特に コーディネーターの役割は重要です。
いままでの学校教育の歴史は校長や教頭が自主的にその役割を担ってきました。
稚内南地区ではその役割をSSWにも一部任せて運営しています。
これはすばらしいことです。

最近の全国の学校体制は問題性のガードに目が奪われて 、豊かに補強する発想がかけているように思います。
その意味ではSSWが学校の運営に参加し、 ネットワークの分野で力を発揮することは地域に根ざした学校のシンボルになります。

ネットワークが人を育て、さらに人がネットワークを育てる。
そんな関係がいま生まれようとしています。
それが子どもを育てる大人の姿なのではないでしょうか。

目を通していただければ嬉しいです。
教育相談所所報№3(平26)PDF

校長会・教頭会と一緒に研修会

留萌に研修に行ってきました。
その中で、留萌のSSWの方と懇談する機会に恵まれました。

「稚内はSSWと教頭会が 一緒に取り組んでいるのでうらやましい」との声を聞きました。
きっと、今年度初めて取り組んだ『教育相談懇談会』のことだと思いました。
とても嬉しく思いました。

初めてのとり組みで試行錯誤の連続でしたが、 充実した成果を収めました。
一応、「総括」案を作成して関係者の皆様の検討をお願いしています。
何かのお役に立てば幸いです。

・教育相談懇談会総括案

『教育相談体制』についての懇談会を開催しました。

 

 

稚内市の二つの学校現場団体(校長会と教頭会)懇談会を行いました。
校長先生も教頭先生も子どものために一生懸命がんばっているようすが伝わって来ました。

学校の教育相談体制については、どの先生も頭を悩ましていました。
「親の対応に悩んでいます」
「校内の先生たちのまとまりが大変です」のため息がたくさんありました。
子どもを支援する上で、親の対応や教師のまとまりが「目の上のたんこぶ」になっているのです。
これでは安心して子どもに手をさしのべることができません。

そんな中で、稚内中学校の『話題提供』に注目が寄せられました。
小学校と中学校が手を取り合い、『地域の世界』から子ども支援をねばり強くしているというのです。
ふつうは、『教師の世界』だけで子どもを支援するのですが、たくさんの大人か関わって支援しているのです。
なかなかできることではありません。

どのような方針で、どんな支援を、どのような団体や個人でとり組んでいるのでしょうか。
そして、教師はどのように関わっているのでしょうか。
困難だけが目につき、なかなか明るくなれない日常の中で、どうすれば良いのでしょうか。

その答えのヒントが稚内中学校のとり組みにあります。
稚内中学校の『話題提供』はきっと役に立つと思います。
ご一読をお薦めします。

    北地区の教育相談体制の実際と課題

               
               
                 

所報第二号 『SUPPORT』 を発刊

 

今回は、『サポート』をキーワードに編集しました。
そのポイントをいくつかあげてみました。
① 学校が子どもの指導で困ったとき、『サポートチーム』をつくって関係機関と連携できること。
② 学校でも教育委員会でも、こうした方針を具体化するには『コーディネーター』が必要なこと。
③ 『コーディネーター』のお世話で『サポートチーム』ができたら、情報連携と行動連携で、子ども支援ができること。
④ その際は個人情報保護に留意し、法律上は「目的外提供の原則禁止の例外」として解釈できること。その根拠の紹介。
⑤ 子ども支援の目的が終了した段階では、サポートチームを解散すること。
⑥ 以上のことに関して、国は市町村毎に方針や方策をつくってほしいと指導していること。その指導通達の紹介。

こうした内容をひとつひとつ丁寧に具体化するには学校も教育委員会も関係機関も莫大なエネルギーが必要です。
「言っていることはわかるけど、現実的には大変だ。人材も財力もない中で、すぐにはできない・・・・」
しかし、稚内市にはそれを可能にする財産がありました。
それが教育のまちづくりの理念ともいえる『子育て平和都市宣言』と市民ぐるみの子育て運動でした。

でも、その運動だけでは救われない子どもたちの存在がありました。
そのためにつくられたのが『稚内市子ども支援指針』でした。
子どもを支援する1人の力は小さいけれど、力を合わせることで大きな力になれる・・・・・・・・

地道な『SUPPORT』活動の取り組みの中でいくつかの教訓も生まれています。
まだまだ大きな力ではありませんが、少しずつ創りあげる可能性が生まれています。

              教育相談所所報 第二号 『SUPPORT』   

   

    

子ども支援コーディネーターの顔

 

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第一回教育相談スタッフ会議より (平成25年4月16日)

 

稚内には『子ども支援指針』があります。
子ども支援指針には「サポート」の重要性が書かれてあり、全市的にはコーディネーターがお世話するようになっています。

今年の顔ぶれを紹介します。
それがこの写真。
16名のスタッフです。(1名欠席のために15名写真になり残念!)

各学校には、校区内ネットワークがあり、校内のコーディネーターが活躍されています。
同じように稚内全体のコーディネーターも活躍したいと思います。

16名のコーディネーターは、情報の共有と厳格な情報管理のなかで、子ども支援のサポートチームをつくって活躍しています。
気楽に声をかけてくださいね。

 

        

       

平成25年度のスタートです!

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 稚内もようやく春めいてきました。
今年の教育相談所の目標を相談し合っています。

キーワードは 『サポート』
サポートチームづくり、サポート活動、サポートメンバー・・・
いろいろ語られますが、すべて子どものために支援する精神でがんばりたいですね。

以下、簡単にまとめてみました。

 (1) 子育てに悩む親や親との連携に悩む教師が増えてきています。
また『特別支援』に関する親と教師の共通理解を創りあげることが課題となっています。
今後も子どもの発達支援や通常学級における特別支援教育に力を入れていくことが求められていると思います。

(2)   就学前からの親支援も大切です。
就学前における育児支援、幼少期における『家庭生活支援』や『子育て支援』の方法や内容についても対応できるよう、
きめこまかな相談体制を引き続き強めていきたいと考えています。

(3)   子どもや親の悩みは実に多様です。
また深刻な内容も生まれています。
でも、マイナスの面だけでなくプラス面も生まれています。
学校だけでなく医療・保健・福祉分野とも連携して課題を解決するという貴重な経験も生まれています。
今後も『情報連携から行動連携へ』をめざして、子ども支援のサポート活動に取り組み、きめ細かな個別支援に努めていきたいと考えています。

(4)   今年度の重点は『サポート活動』です。
教育関係団体とも懇談を重ね、学校現場の願いや悩みに向き合うサポート活動をみんなですすめていきたいと考えています。

 

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今年度の重点

   

   

 

 

 

 

 

 

   

平成24年度のまとめ

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平成24年度の教育相談所の活動のまとめを紹介します。
稚内の教育相談に直接関わっている14人のコーディネーターは大活躍しました。
中でもSSWの二人は各学校を巡回し、とても頼りにされました。
その評価結果を紹介します。 (稚内市SSW評価結果)

また、教育相談所と関係の深い『つばさ学級』(稚内市適応指導教室)では、今年度初めて保護者会を開催しました。
しかも毎学期、計画的に開催し、回を重ねる毎にお母さんたちの笑顔が生まれました。
心の中の不安感や孤立感から少しずつ抜けだし、安心感や連帯感が広がっていくようすが印象的でした。
とてもすばらしい成果ではないでしょうか。

反対に、『いじめ問題』に苦しむ子ども・保護者・教職員や学校が増えています。
いじめの苦しみや怒りが先生たちや学校に向けられたり、親同士が対立したりして解決の糸口が見つからない状態も生まれました。
でも、粘り強く取り組むなかで少しずつ子どもたちの自主性がうまれ『自分たちの話し合い』をもとめ、実際にて話し合う場面が生まれました。
こうした嬉しい変化に触れて先生も親も元気になれました。
以下、平成24年度のとり組みの特徴を簡単にまとめてみました。

 

平成24年度の取り組みの特徴

(1) 二名のSSWが配置されて二年目。子ども・親・先生支援はますます強まりました。学校現場と教育相談スタッフ(学校教育課・こども課・つばさ学級・教育相談所)間の連携も一層強まり、より良い変化をつくり出すサポート活動や支援活動がたくさん生まれました。

(2) 教育相談スタッフ会議(月一回定例会)が機能化する中で、子どもたちの実態を把握したり、サポート体制を検討したり、情報を交換したりするなどの支援策の意見交換がとても充実してきました。

(3) 一方、『いじめ』に苦しむ学校・家庭・地域の悩みも出されました。学校(学級)・教育委員会(学校教育・こども課)・つばさ学級・教育相談所等が一体となって連携すると同時に『いじめを未然に防止する』ことの大切さがますます重要な課題になりました。

(4) つばさ学級の保護者会が毎学期開催され、親の願いや悩みを語り合う素敵な活動が生まれました。