『一怒一老、一笑一若』

susuki2007
講演で良いことばを教えてもらった。
『一怒一老、一笑一若』である。

早速、私の町内会の「敬老会」で紹介し、『若返り』を呼びかけた。
敬老会は「笑い」の連続だった。

中でも婦人部美女三人による『安木節』には感動した。
この日のためにみんなで、練習したという。

「来年は、『老人ソーラン』をやろう!」という話になった。
実は、過去にも踊ったそうだ。
来年はまだまだ楽しくなりそうだ。
こうした楽しさこそ家庭に生まれて欲しいとつくづく思った

虐待のない『家庭教育』

popybee2010

夏休み中に厚生労働省が2009年度の虐待件数を発表した。
それによると全国の児童相談所が2009年度に相談を受けた児童虐待の件数は4万4210件(速報値)で、08年度を1546件上回り過去最高を更新している。

日本の教育荒廃が社会問題化されて久しいが、これほど深刻に進行していることに警鐘を乱打する必要がある。

特に虐待の場が家庭であることに深刻さを感じる。
家庭は子どもにとって安心と安らぎの場でなければならない。
しかし、昨今の事例を見るにつけ、家庭が『密室』となり、虐待事件の舞台になっている。

家庭のあり方が否応なく問われる大人社会になっている。
誰もが、今すぐできるところから子育てのあり方を模索することが求められている。

子どもは親の背を見て育つ。
大人のありようが子どものありようを決める。
この単純な真理を素直に受け止める大人の勇気が求められているのではないだろうか。

最近の不登校の特徴と親支援

無題

6月になりました。
花々が咲き乱れる素敵な季節になりましたね。
今年の6月土・日は、昨年と違って『運動会日和』(今のところ)

さて、平成22年度5月1日現在の稚内市教育委員会の学校調査によると、不登校の児童生徒の実態は以下の通りです。

①     「1ヶ月以上の連続不登校の子ども」は、小学校0名・中学校2名

②     「10日連続不登校の子ども」は、小学校0名・中学校2名

③     「連続ではないが指導に困難をかかえている子ども」は、小学校5名・中学校4名

④     「学校にきているが別室登校の子ども」は、小学校1名・中学校1名

従って、何らかの理由で教室出席に困難をかかえている子どもは、小学校6名・中学校9名、計15名という実態にあります。

稚内の児童生徒数は、小学校2,007人・中学校879人、計2,886人ですので、小学生0.2%、中学生1%、計0,5%の子どもが何らかの理由で教室登校困難状態におかれています。

長期の不登校生徒をかかえる親への支援では、学校単位のネットワークや教育相談所、つばさ学級など、関係機関が連携して支援しています。

そこで、教育相談所の親支援にあたっては、次の二つの視点を大切にして取り組んでいます。皆様の参考にしていただければ幸です。

①不登校にはさまざまな背景や要因がありますが、登校できないで苦しんでいる子どもの心を救うことで親と力を合わせること。

②一回や二回の教育相談では終わらない継続支援が必要。

子どもの見方を変えたり、関わり方を変えたりすることで良い結果も生まれることもある。そう簡単に成果を得られないが、学校や関係機関が連携することで変化が生まれる。

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昨年と比較して現在のところ激減状態です。
しかし、最近の状況からみて安心することはできません。
今後も未然防止に力を入れて取り組んでいきたいものです。

北地区ネットワークに飛躍!

北国のチューリップ

neko1a今年の『北地区ネットワーク』の活動は注目だ。
三年間の「稚中生支援ネットワーク」の活動を土台に飛躍の気配を感ずる。
四年目の今年は、小学校も含めた『北地区児童生徒支援ネットワーク』に発展させたからだ。

文字通り、小学校と中学校が手を取り合い、子ども支援体制のスクラムを組んだ。
この体制づくりにあたって、小学校と中学校の校長教頭が連携を取り合い、納得し合いながら創り上げていることがよくわかる。

第1回目の運営会議には教育相談所も参加させてもらった。
コーディネーターの菅野校長がまとめた『21年度の活動を振り返って』を読んで感動した。

一年間の活動が丁寧に細かく整理されている。
さらにその活動の意義づけが適確だ。
「やって良かった」という気持ちにさせてくれる。
是非、ご覧下さい。

「北地区ネット」の歩みと方針

教育の主権者

つくし
『北国の春』の訪れが・・・それにしても寒い!

日本国憲法は、『教育の主権者は国民である』ことを明記しています。
この国民に負託されて教育の専門家は、子どもに直接責任を持って教えなければなりません。

憲法には、『公教育』とか『国民教育』とかいう原点が定められていますが、この原点が弱まっていることに最近の特徴があります。
その原因はいろいろ考えられますが、国の責任の自覚が相当弱まってきているように思います。

こうした状況の中でも、学校現場の先生は本当によく頑張っていると思います。
各学校では、『家庭訪問週間』や『家庭訪問日』を定め、家庭や子どもの状況を深くつかもうと努力しているのも日本の学校の特徴です。

家庭訪問の目的は、保護者との共通理解。
具体的には・・・・

家族構成・家庭環境・生育歴 ・親の職業・金銭に関する意識・携帯電話・ネット・ゲーム・食事・睡眠・家庭の仕事の分担・深夜徘徊の有無・体罰・夫婦の協力関係・経済的事情・ 家庭教育の実際・親子の対話量・父親の存在位置・家族年中行事など

これらのすべてを共通理解するのは『神業』
でも、その中のひとつでもふたつでも可能な事柄を共通理解したいもの。
主権者の自覚を高めるサポート役は『学校の先生』
先生達がんばって!

教育相談所の願い~三つのワーク~

katakuri070503

平成22年度の稚内の教育がスタートしました。
稚内市の教育相談所の広い意味での願いは、『人の関わりに相談あり』です。
『人はかかわりながら生きている』
『関わりがあるから、悩みがあり、考え、苦しみ、悩み、そしてかしこくなれる』
だから、『人と人とがかかわって欲しい』
心からそう願っています。

次に、学校教育に願っていることがあります。
それは、「子どもを育てるには、親を育てて欲しい」ということです。
核家族化が進み、子育てが『放任』になり、『孤育て』になっています。
こうした傾向が益々深刻になっています。

課題をもって学校に通うこどもたち・・・。
たくさんのトラブルが生まれて当然なのが学校です。
考えてみれば、『集団』を体験したり、『関わり』を体験したりできるのは学校だけなのです。
だから、『トラブルの防ぎ方』ではなく『トラブルの解決の仕方』が求められます。
それは、『プロとしての教師』の出番です。
そんな教師が日本のゆがんだ教育を立て直すことが出来るのです。
親にもこのことをあらかじめ伝えておく必要がありそうです。

『プロとしての教師』は、子どもの中に入り、親の中に入り、地域の中に入る教師になって欲しいのです。

その意味で『三つのワーク』を呼びかけます。
『チームワーク』『フットワーク』『ネットワーク』に強い教師になりませんか。
反対の戒めとして『俺が、俺が』の教師だけにはならないようにしましょう。
今年度もよろしくお願いします。

母親の変化!

ふきのとう

母親支援懇談会レポート

「親が変われば、子が変わる」

稚内市教育相談所 所長 平間 信雄

不登校生とその母親を支援・激励する懇談会が一年を経とうとしていた。
担任が連携の軸になって懇談会が積み上げられてきた。

きょうは3月25日(木)午後4時。
四回目のきょうは、母親を中心に担任・副担・校長、そして私の5人の懇談会だ。

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母親を迎えに行った副担E先生の車が学校に戻ってきた。
不登校の生徒の『母親支援懇談会』が校長室で始まった。

いつもの進行役は私(教育相談所長)がかってでた。
校長先生の「気軽な雰囲気で気楽に話しましょう」の挨拶で始まった。

◆まず、担任のN先生が生徒の変化を話してくれる。

「『ドアトーク』から始まって依頼、ようやく顔を合わせて話すことが出来ました!」
引きこもりがちだった生徒は、担任が家庭訪問した時、決して会おうとはしなかった。

しかし、N先生はひるむことなくドア越しに語りかけ続ける家庭訪問をねばり強く繰り返した。
ついに『ご面会』が実現!
顔を向き合っての対話がこの上なく嬉しかった。
今までの苦労が報われた思いだったという。
最近は、生徒が書いたスケッチブックを見せてもらったそうだ。

「笑顔も増えました」
「返事も『ウン』『ウン』とうなずくだけでなく、具体的に話してくれます。」
「少しずつ心の中に入っていくことが出来るようになりました。」

◆次に副担のE先生。

「メールをしても返事が来ないので落ち込んだときもありました。」
「ところが、携帯料金の滞納で通信不能になっていたのです。」(笑)
「私は『嫌われたのだろうか』って本気で悩みました。」(笑)

「私は今度異動するので、約束していた通信制高校のパンフを渡してきました。」
「これからもサポートしていきます。」

◆そして今度は、母親が子どもの様子を細かく語ってくれた。

「雪かきをこまめにやってくれました。除雪車よりもきれいにやってくれます。」
「『西条』にも連れて行きました。二人で連れ立って、自由行動を現地でしました。」
「昼食は自分でつくっています。冷蔵庫にあるもので、自分で作っていました。」

「最近、勉強もちらほらやっています。少し気になっているようです。」
「親子の対話を大事にして、私の方から声かけをしています。『友達と会ったよ』とか・・・」「暗い感じがしなくなりました。春になったら、自分で出掛けるような気配を感じます。」
「生活リズムですが、朝起きるのが以前より早くなりました。」

「前のように3時・4時まで起きていることはなくなりました。」
「洗濯物を干すようになりました。自活したいみたいです。」
「ただ、した(弟)が『焼き餅』を焼くのです。それが心配です。」

「それで、『勉強を教えなくちゃ』と思い、お兄ちゃんに教えてもらって、それを弟に教えているんです。」
「以前は『がんばれ・がんばれ』って言っていたのですが、今は『大丈夫・大丈夫』って言っています。」ham084

◆うなずきながら聞いていた校長先生が最後に話した。

「あの子は、すごく字がきれいだ。だから、日記などを書かせてみたらどうだろうか。」
「『ドアトーク』から前進して対話が出来た。今度は『生活メモ』を書かせてみたら?」
「『書き初め書道展』に出品するなどして、字のきれいさに自身を持たせたいね。」

その話を聴いていた母親も「私より遙かに上手なんです」と息子をほめた。

みんな「そうだ。そうだ。」の声(笑)

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今年度最後の和やかな懇談会が終わった。チームでサポートすることの『大変さ』もあるがそれ以上に『大切さ』を学びあった一年だった。

誰もが母親の変化に感激していた。

母親は少しでも前向きに行動しようと努力している。
そのことを楽しく話をすることが出来るようになっていた。
『親が変われば、子が変わる』・・・・そう確信することができた『母親支援懇談会』だった。

次年度に向かって、三つの目標を確かめ合った。

①『つばさ学級』を知ろう。母親と担任が『つばさ学級』訪問をするところから始めよう。
②『サポートチーム』を増やし、たくさんの大人が関わるチーム支援を考えよう。
③『生活相談』支援も必要なので、担任を通じて懇談の機会を作ってみよう。

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『真剣ゼミ』(稚内西中)の学力向上!

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稚内西中 『真剣ゼミ』 (2月27日)

稚内西小中学校(校長:但田勝義)の中学校三年生(8人)は土曜日に『真剣ゼミ』を開いてきた。

8人の生徒の意欲を引き出した校長を先頭にした先生達。
その熱意に応えた稚内北星学園大学の学力育成ボランティアの学生たち。

この日は最後の勉強会。
名付けて『西中・真剣ゼミ』
8人の生徒の自主性を育てることを基本に進めている様子がよくわかる。
一人の生徒に一人のサポーターが横に座る。

回を重ねてきたためだろう、しっとりとした落ち着いた雰囲気がホール全体に。
すすんで勉強する生徒。
温かく見守る学生と先生達。
自主的に取り組んできただけに無理や押しつけがない。

「土曜日は勉強する日だという学習習慣が定着しました。」
「この一年で平均20点もアップしました!」
但田校長も心から喜んでいた。

担任の川越先生は、学力の向上だけでなく、表現力も向上したという。
確かに一人一人の感謝のスピーチは心に響いてきた。
生徒達は成長していた。

学生ボランティアの皆さんは、「楽しかった」という。
家庭教師を二件受け持ち、アルバイトを一件やり、その上で西中に。
働いての学業生活。
楽しさに変える学生の力に感心した。
学力向上は共同の取り組みの中から切り開かれると強く感じた。

この日は、保護者の方々が準備してくれた『タコ焼き』で感謝会。
手島教育長や古川教授も駆けつけてくれていた。
いつまでも心に残る『真剣ゼミ』の卒業式だった。

こうした取り組みが、近い将来、街の隅々に根づくことを確信した。
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『引き継ぐ』ことの大変さと大切さ

2月の稚内港(不凍港)

新年度に向かって学校現場の胎動が始まっている。
特に小学校の先生から中学校の先生への子どもの『引き継ぎ』は重要だ。

この引き継ぎの形態はさまざまあるが、目的はひとつ。
それは、『教師や保護者が,それぞれの教室や家庭で子どもたちと向き合い, どのような環境で,どのような教材を活用して効果的・効率的に支援・指導するかの戦略会議』だからだ。

特に、LD,ADHD,アスペルガー障害,自閉症など,発達障害の子どもへの対応に頭を悩ませている保護者や教師は多い。それだけに、特別支援学級や普通学級の中で一人ひとりのニーズに応じた安心できる体制をつくるには、事前の入念な準備が決定的に重要だ。

子どもの良さの発見と同時に苦手の発見も大切だ

おちょこちょい、わすれっぽい、運動が苦手、話をするのが苦手、話を聴くのが苦手、読み書きが苦手、空気を読むのが苦手・・・・。発達障害のある子もない子も苦手の特徴をきちんと押さえ合い、その苦手を乗り越えていく『攻略大作戦』が大切だ。

「苦手が何によるのか」を,脳の機能などから分かりやすく説明したり,子どもが「苦手を攻略する」ための様々な「作戦」をやさしく紹介したり,子ども自身が楽しく実践できる仕組みを説明したり、さまざまな作戦が教育現場の専門家にも親にも求められる時代になっている。

それだけに、親と先生が子どもを中に挟んで、力を合わせる教育が鋭く求められている。
がんばれ!親と先生達!

親父ネットワーク紹介

教育相談所に地域の親爺が来てくれた。招待状を携えて。
前市連P会長・元潮見中PTA会長、そして現潮中父親の会OB会々長の丸山さんだ。
地域力を育成するためにねばり強く、元気に活動をつないでくれている方だ。
今年の招待状の内容に感動する。
今、大人達に創りあげたい地域力の内容を見事に表現しているからだ。
皆様に紹介・・・そして学びたい。
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潮中父親の会OB会々長 丸山 修

今年も燃えてます!!潮見中父親の会・おやじ達

「幼保小中高大の子どもたちと大人の夢と希望を託し、創ろう地域連携・創ろうスノーキャンドル」

寒さが一段と厳しくなる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今まで冬場の校舎壁面にイルミネーションなど行ってきました。
この光の演出で生徒達に学校生活の楽しさや保護者や地域の応援を伝えることが出来たと思っております。

潮見が丘地区は、保・幼・小・中・高・大のすべての学校種が存在する市内唯一の学園地域です。
この地域の特性を生かし、まずは小さい連携から始め、それを大事に育てていくことが、市民ぐるみの子育て運動の目的だと思います。
このような取り組みを通じて、明るく元気な夢と希望の持てる地域社会を私たち自身で創ることが求められていると思います。

つきましては、稚内の厳しい冬をスノーキャンドルの暖かい輝きに託し、父親同士が連携を取り合い、こどもたちに楽しい思い出を提供するためにもがんばり、会員相互が一丸となり活動を行ってまいります。今後ともご理解・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

皆さん、是非、スノーキャンドルの輝きを見に来てください。
お待ちてま~す。

◆企画名称 『学園ロードi nスノーキャンドル・がんばる親爺たち』
潮見小~潮見中~稚内北星大学までの通学路両歩道面に200個以上のスノーキャンドルを創り並べます。

◆企画目的 潮見地区の児童生徒・保護者・学校・地域が連携し合い楽しい語らい提供する。

◆期  日 平成22年2月13日(土) 17:00 点灯

※上記以外の取り組みも考えております。見に来てのお楽しみ!!

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撮影:神長勲氏